知るひとぞ知る美術家の世界観とUKカルチャーを融合した YUKI HASHIMOTO 2019年秋冬コレクション
〈Raf Simons〉や〈Maison Margiela〉で経験を積んだ日本人デザイナー、橋本祐樹が早くも2シーズン目に突入


























〈Raf Simons(ラフ・シモンズ)〉、〈Maison Margiela(メゾン マルジェラ)〉、〈Kris Van Assche(クリス・ヴァン・アッシュ)〉のデザインアシスタントとして経験を積んだ日本人デザイナー、橋本祐樹が自身の名を冠して展開する〈YUKI HASHIMOTO〉より、2019年秋冬コレクションのルックブックが到着した。
〈YUKI HASHIMOTO〉は、2019年春夏シーズンより始動したばかりの新進気鋭なブランドであり、“New Order”をコンセプトに掲げ、ファッションが創り出した文化・歴史へ敬意を払ってデザインすることによって生まれる新しい秩序の創造を追求し続けていく。
待望の2シーズン目は、人類学の知識を基に映像をアートへと昇華させたSusan Hiller(スーザン・ヒラー)にインスピレーションを受け、彼女が表現するデジタルとアナログの境界線から生まれる個体差や、一見するとバグの様なテクニックを使用し、ビデオやテレビで放送される“無個性な個性”をコレクションテーマに製作に取り組んだという。また、コンセプトの濃度をさらに高めるべく、Hillerが在住していたイングランドにて80年代初頭に誕生したニューウェーブにも着目し、UKらしいアイテムやミリタリーをデザインソースとしたプロダクトも展開。さらに、同コレクションには、写真家の石川和人の作品“Matter of light/印刷された情報”をキーワードに、両者の世界観を落とし込んだコラボピースもラインアップしている。
今後が期待されるブランドだけに、本稿を読んでいる方には是非上のフォトギャラリーから〈YUKI HASHIMOTO〉の世界観を堪能していただきたい。
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