2020年東京オリンピックの聖火リレートーチのデザインが発表
桜をモチーフにしたデザインは日本人デザイナー/アーティストの吉岡徳仁が手がけたもの
2020年の東京オリンピックの聖火リレートーチが発表となった。モチーフとなったのは桜、デザインは日本人デザイナー/アーティストの吉岡徳仁が手がけた。
「東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会」が発表した“桜ゴールド”カラーのそのトーチは長さが71cmで重量は1.2kg。素材にはアルミが用いられており、そのなかの約3割分は東日本大震災の復興仮設住宅からのアルミ廃材を再利用しているとのこと。上から見ると桜の花びらのシルエットになるようデザインされたトーチの上部は5つに分かれており、それぞれの花びら部分のなかで灯された炎が最終的に中央部分でひとつに集まるように設計。トーチ部分だけでなく、炎までデザインされている。
2020年東京五輪の聖火は、2020年3月26日に福島県でのスタートから約4ヶ月間をかけてリレーで全国47都道府県を回ったのち、同年7月24日に新国立競技場にて開催される開会式に届けられる。ちなみに、聖火リレーには約1万人ほどがランナーとして参加する見込みであり、それぞれのランナー1人ずつに配布されるため1万本以上が製造される予定。なおランナーたちは自分が持って走ったトーチを購入することもできるとのこと。
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The design of the #Tokyo2020 Olympic Torch has been unveiled! The torch bears the motif of a cherry blossom, Japan’s best-loved flower, and will begin its journey across the country with the arrival of the cherry blossom season in March 2020. 🌸 #TorchRelay @OlympicFlame pic.twitter.com/xfPn6MQz8S
— #Tokyo2020 (@Tokyo2020) 2019年3月20日