Streetsnaps:Amazon Fashion Week Tokyo 2019 A/W Part 2
東京のストリートで散見されたパンクスタイルは新たなトレンドのサイン?
先週末に閉幕した「Amazon Fashion Week Tokyo 2019 A/W(AFWT)」より、ストリートスナップ第2弾が到着。前回は日本人特有のサイズバランスとミックス感覚にフォーカスしたが、最新のフォトセットでは世界的に見ても稀有で、シーンのトッププレイヤーたちにも感銘とインスピレーションを与える東京で見つけた“新たなトレンド”を切り取った。
そのトレンドとは、1970年代後半から80年代前半にかけてイギリスで巻き起こったパンクやニューウェーブにオマージュを捧げるスタイル。Vivienne Westwood(ヴィヴィアン・ウエストウッド)、Malcolm McLaren(マルコム・マクラーレン)、Sex Pistols(セックス・ピストルズ)などに起源を持つパンクは、あの藤原ヒロシのルーツでもあり、ヒップホップと同様、スタイルを持った音楽カルチャーとして日本でも独自解釈されてきた。今回のスナップでは、そんなPistols関連のアイテムはもちろんのこと、ウォレットチェーン、パイレーツブーツ、レザージャケット、スタッズカスタム、タータンチェックなど、パンクに通ずるエッセンスを多数確認。なぜこのタイミングで東京がパンクを求めているのか、ファッションを通して発信されるアナキズムは、行き場のない気持ちと権威へ対する争いを意味するものなのかもしれない。
そんな東京のファッション玄人がオフランウェイで見せた前衛的なスタイルの数々は、上のフォトギャラリーからご確認を。
「AFWT」のストリートスナップ第1弾は、こちらから。