鈴木親が撮り下ろす三越伊勢丹発のラグジュアリー誌『Excellent Woman』2019年春夏カタログ

今季は“Soft Uniform”、“Cute Folk”という2つのディレクションテーマに付随した豪華ブランドを全18ページに渡り収録

ファッション 

『三越伊勢丹』のシーズナルカタログ『Excellent Woman(エクセレントウーマン)』をご存知だろうか。年4回発刊される同カタログは、『三越伊勢丹』独自のディレクションで導いたキーワードに沿い、ラグジュアリーブランドの最新アイテムをいち早く確認できるハイエンドな大人のバイブルである。

そんな知る人ぞ知る『Excellent Woman』の最新作のなかから、ファッションフォトの最前線をひた走る写真家・鈴木親を迎えたフォトセットを『HYPEBEAST』独占で入手。メンズ由来のユーティリティスタイルをフェミニンに昇華し、ウエルネスのトレンドを反映させた都会的スポーティスタイルを追求した“Soft Uniform”、フォークロアスタイルをコンテンポラリーにアレンジし、開放的なリゾートスタイルを想起させる“Cute Folk”という2つのディレクションテーマを軸にした今回は、〈Givenchy(ジバンシィ)〉や〈Jil Sander(ジル サンダー)〉、〈Stella McCartney(ステラ マッカートニー)〉、〈FENDI(フェンディ)〉、〈Dior(ディオール)〉、〈The Row(ザ・ロウ)〉、〈Chloé(クロエ)〉、〈3.1. Phillip Lim(3.1. フィリップ リム)〉など、今季話題を集める強力なブランドが数多くラインアップしている。

まずはクールかつエネルギッシュな女性を連想させるルックビジュアルに目を通し、長きに渡り『Excellent Woman』のファッション特集を撮り続ける鈴木親のコメントを下記よりチェックしてみてはいかがだろうか。

- 撮影時のポイント、写真を通して感じ取って欲しいことは?

「ディレクションテーマ、カラーに合わせて撮影のライティングやセットをAD(アートディレクション)と一緒に決めるのですが、(今回のテーマの1つである)“Cute Folk”は伊勢丹からリファレンスで頂いたカラーやイメージをもとに、初夏のイビザやシチリア島のような強い光を使って、最近ではあまり使用しないクラシックなペンキ付きの布をバックに撮影しました。一方、“Soft Uniform”はその言葉からインスピレーションを得て、直線や柔らかさを感じる色合いを表現するのに、プロップアーティストの青木静花さんに即興的にセットを組んでいただきました」

- 撮影時、制作過程での裏話は?

「このカタログで撮影してきたモデルたちはその後、Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)、Calvin Klein(カルバン・クライン)、Gucci(グッチ)のショーやキャンペーンに出てスーパーモデルになることが多いですね。昔のExcellent Womanを見れば、ブレーク前の彼女たちを見ることができますし、今号に出ている子たちも次のパリやミラノコレクションで見つけられるはずなので、服だけでなくモデルにもチェックして欲しいと思います」

あわせて、畠山千明が纏う『ReStyle Plus』の新たな試み“ANTI EASY”-FUTURE-もご確認お忘れなく。

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