レブロン・ジェームズ不在の NBA プレイオフが意味する時代の終焉
今期は2006年以来、レブロンもしくはコービーが出場しない初のファイナルに

3月22日(現地時間)のブルックリン・ネッツ戦に敗れたロサンゼルス・レイカーズは遂にプレイオフ進出の望みが絶たれた。LeBron James(レブロン・ジェームズ)は開幕前より、プレイオフ進出を今期の目標に掲げ、自身が怪我で離脱するまでは西カンファレンスの好位置に付けていたため、チームにとってもファンにとっても想定外の“大惨事”といえるだろう。
LeBronのプレイオフ不在は2005年以来となり、これにより、2011年から2018年にかけて続いた8年連続ファイナル進出の記録は途絶えた。その8年間のプレイオフでLeBronは、763試合に出場し536試合に勝利、優勝は3回。平均27.0得点、8.0リバウンド、7.3アシストという驚異的な数字を記録した。2006年以来、JamesもしくはKobe Bryant(コービー・ブライアント)が出場しない初のファイナルに。また、1976-1977シーズン(別リーグのABAを吸収合併した年)から現在に至るまで、Kareem Abdul-Jabbar(カリーム・アブドゥル=ジャバー)、Michael Jordan(マイケル・ジョーダン)、Shaquille O’Neal(シャキール・オニール)そしてLeBron Jamesがいずれも出場しない初のプレイオフとなった。
Jamesの個人成績は昨年までとほぼ変わりないが、欠場試合も多く2008年から連続で選出されているオールNBA1stチームから漏れる可能性も十分にあり得る。来シーズン以降のレイカーズは再び大きな改革に着手するであろうが、2019年はバスケ界にとって時代の転機となったといえるだろう。『HYPEBEAST』がお届けするその他NBA関連のニュースもお見逃しなく。
LeBron missing the playoffs marks the end of an era. pic.twitter.com/nMOMoK1G07
— SportsCenter (@SportsCenter) 2019年3月23日