UPDATE:Kanye West と Kid Cudi が無許可によるサンプリング問題で法廷行き

“ヒップホップあるある”な事件だが、Ty Dolla Signは完全な巻き添え?(UPDATE:KanyeとCudiサイドは“公正使用”を主張)

ミュージック
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UPDATE(2019/6/6):KayneとCudiのチームは“Freeee (Ghost Town, Pt. 2)”の著作権訴訟に目下対応中の模様。Ty Dolla Signを含むアーティスト陣および「G.O.O.D. Music」「Def Jam Recordings」「Universal Music Group」はBobb-Semple(ボブ=センプレ)側の主張を否定しており、問題のサンプルは”公正使用”に該当すると述べた。 また仮に著作権を侵害したとしても、行為自体は“罪がなく意図的でない”ものであり、Bobb-Sempleには“意図的”と示す証拠はないと主張している。

ORIGINAL(2019/3/8):最近とんと大人しい?Kanye West(カニエ・ウェスト)が恋しくなっている読者の方も少なからずいるのではないだろうか。そんな皆さまに朗報。KanyeとKid Cudi(キッド・カディ)によるスーパーユニット・Kids See Ghosts(キッズ・シー・ゴースト)のアルバムに収録された“Freeee (Ghost Town, Pt. 2)”のサンプリング問題が裁判沙汰に発展している模様だ。

訴訟を起こした俳優のRonald Oslin Bobb-Semple(ロナルド・オスリン・ボブ=センプレ)によると、Ty Dolla Sign(タイ・ダラー・サイン)をゲストに招いた今トラックの冒頭に登場する声ネタは、Ronaldが2002年に行なったスピーチからサンプリングされたものであり、アーティスト側から楽曲へ使用する際の事前連絡がなかったという。Ronald側は、“Freeee (Ghost Town, Pt. 2)”でKayneらが得た利益の正当な配分を本裁判で要求しているようだ。“ヒップホップあるある”な事件だが、クレジット上はラップのみで参加しているTy Dolla Signにとっては迷惑な話であろう……。

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