UPDATE：故 Mac Miller と Madlib による幻のコラボアルバム『Maclib』が存在？

UPDATE（2019/3/20）：Madlibの公式WEBサイト『Rappcats』が正式にコラボ盤『Maclib』の存在（アルバムではなくEP）を認めた。しかし現在のところ、リリース予定はないという。

UPDATE（2019/3/18）：Madlibが先日開催されたアメリカ・サンディエゴでのライブにて、噂の『Maclib』の楽曲をお披露目した模様。Thundercat（サンダーキャット）との共同プロデュースによるそのトラックは、Mac MillerのラップとThundercatのボーカルがフィーチャーされている。気になる方は下のプレイヤーにてチェックしてみよう。

ORIGINAL（2019/2/21）：先日の第61回グラミー賞“最優秀ラップアルバム賞”にもノミネートされた故Mac Miller（マック・ミラー）とアンダーグラウンドからオーバーグランドまで幾多のプロジェクトを手がけてきた敏腕プロデューサーMadlib（マッドリブ）との間にコラボアルバム『Maclib（マックリブ）』が存在している可能性が浮上。

プロデューサー、Thelonious Martin（テローニアス・マーティン）の『DJBooth』での最新インタビューによると、Martinが「Pitchfork Music Festival」でMadlibに遭遇した際、MadlibがMillerのラップが入った楽曲をかけ始めたという。そこで「他の曲もあるのか？」と尋ねたところ、Madlibは「おお、アルバム丸々あるよ。Maclib」と回答したとのこと。生前、Mac MillerはAb-Soul（アブ・ソウル）やFlying Lotus（フライング・ロータス）、Thundercat（サンダーキャット）、Rick Ross（リック・ロス）、Mike Jones（マイク・ジョーンズ）など多岐に渡るアーティストと精力的にコラボレーションを行なっていた。一方、Madlibといえば、故J Dilla（J・ディラ）とのプロジェクトJaylib（ジェイリブ）、MF Doom（MF・ドゥーム）とのMadvillain（マッドヴィラン）など、数々のジョイントアルバムをリリースしていることでも知られる。

この先、Madlibがこのアルバムを世に出すのか、お蔵入りとなるのか、今後の動向に注目したい。あわせて『HYPEBEAST』がお届けするその他音楽関連のトピックスもお見逃しなく。