UPDATE:NBA レジェンドのコービー・ブライアントが歴史的な活躍を続けるジェームズ・ハーデンに苦言を呈す
「彼のようなプレースタイルでは優勝できないと思う」(UPDATE:ハーデン本人もコービーの意見に同意)
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オフェンス面において右に出るものがいないというぐらい、絶対的な支配力を見せるNBAヒューストン・ロケッツのJames Harden(ジェームズ・ハーデン)。
本稿執筆時点での平均得点36.3という数字は、Kobe Bryant(コービー・ブライアント)が1試合81得点を叩き出した2005-06シーズンの35.4を上回り、1988年にMichael Jordan(マイケル・ジョーダン)が記録した驚異の37.1ポイント以来の超高スコアリングアベレージとなる。
そんな獅子奮迅の活躍を続けるHardenに対し、レジェンド・Kobeが苦言を呈した。『ESPN』の最新インタビューにて“ブラック・マンバ”ことBryantは「あのようなプレースタイルでは優勝できないと思う」とコメント。「でも同時に、勝つためにチームを持ちこたえさせないといけない。ゲームに勝つためにやるべきことやる。そして彼はそれをやっている」とロケッツ及びHardenの現在の状況を分析。またHardenの記録的な個人成績については「間違いなく驚異的だね」と賞賛を忘れずに付け加えた。
Kobeも自身の全盛期である2000年代中盤に、Hardenと似たようなプレースタイルで孤軍奮闘。個人成績とは裏腹にチームが大苦戦するという苦い過去を経験している。
UPDATE:2月4日(現地時間)のフェニックス・サンズ戦で44得点を記録したHarden本人もKobeの意見に同意。また同時に現在のプレースタイルは一時的なものだとした。「今は怪我人がいるから僕がボールを支配しないといけない。でもChris Paul(クリス・ポール)が戻ってきて、Eric Gordon(エリック・ゴードン)も復活すれば、複数の選手が試合をコントロールできる。現段階では彼(Kobe)は正しいね。このスタイルでは僕らが目指しているところには辿り着けない。ロースターがフルで揃うのが楽しみだ」とコメントしている。
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