HYPEBEAST 編集部員が選ぶ注目音楽リリース 4 選 Vol.25
2月11日~2月17日にリリースされた新曲/新盤から『HYPEBEAST JP』編集部員3名がオススメの曲/アルバムをピックアップ

ファッションやアートをはじめ、さまざまなカルチャーと密接に関わり、もはや音楽に全く触れずに日常生活を送ることはほぼ不可能といってもいいほどに現代人のライフスタイルと密接に関わる音楽。カルチャー発信メディアとして『HYPEBEAST』でも日々注目音楽トピックをご紹介し、2018年2月の第1週目からは『HYPEBEAST』独自の視点で選んだ注目の新曲や新盤を毎週“先週の注目音楽リリース”シリーズとしてご紹介してきたが、本稿では『HYPEBEAST JP』編集部のもう少しパーソナルな面に焦点を当てた“先週の注目音楽リリース”をお届け。
その方法は極めてシンプルに、編集部員3名がそれぞれ先週リリースされた新盤/新曲のなかからお気に入りをピックアップ。編集部員A.I.、L.G.、Y.A.の3名の性格や今の気分がなんとなく反映された先週のイチ押し音楽リリースを下からチェックしてみよう。
- Selected by A.I.
ADÉ -『Always Somthing』

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アーティスト:ADÉ(アデ)
アルバム名:Always Somthing
リリース日:2019年2月15日
ジャンル:R&B/ソウル
イチ押しポイント:昨年、グラミー賞に3度ノミネートを受けた人気R&BシンガーのRaheem DeVaughn(ラヒーム・デヴォーン)に客演に迎えられたことで記憶している人も多いであろう、Phil Adé(フィル・アデ)改めADÉ(アデ)が、初のEP『Always Somthing』をリリース。Lil Baby(リル・ベイビー)、Rich the Kid(リッチ・ザ・キッド)、GoldLink(ゴールドリンク)、Wale(ワーレイ)と、錚々たるアーティストが参加しているという事実が、その期待値の高さの証明と言えるだろう。個人的にイチオシのR&B/ソウルシンガーなので、是非騙されたと思って聴いてみてください。
- Selected by Y.A.
1010(MGF), Meiso, DJ REiZ – “文学(Remix)”

1010(MGF), Meiso, DJ REiZ
アーティスト:1010(MGF), Meiso, DJ REiZ
楽曲名:文学(Remix)
リリース日:2019年2月15日
ジャンル:ヒップホップ
イチ押しポイント:3人組ラップグループ、MGFの1010(ヒトワヒトオ)が、日本語ラップ界屈指の実力者であるMeisoと、バトルDJとして数々の名だたる大会で好成績を納めるDJ REiZとチームアップした楽曲“文学(Remix)”を発表。これは2018年に曽我部恵一がリリースしたアルバム『ヘブン』に収録されている同名の曲のビート上に、三者三様のラップとスクラッチを入れたもの。原曲を知っている人もそうでない人も彼らの体現する“文学”を堪能いただきたい。
- Selected by Y.A.
Self Jupiter – “Good Googly Moogly”

Self Jupiter
アーティスト:Self Jupiter(セルフ・ジュピター)
楽曲名:Good Googly Moogly
リリース日:2019年2月15日
ジャンル:ヒップホップ
イチ押しポイント:1990年代初頭から活動を続ける伝説的ヒップホップグループ、Freestyle Fellowship(フリースタイル・フェローシップ)の中心メンバーであるSelf Jupiter。LAラップシーンを牽引してきたキャリア30年以上を誇る大ベテランラッパーが最新ソロアルバムに先駆け、リードシングル“Good Googly Moogly”を発表。Fat Jack(ファットジャック)が手がけるメローなビート上をJupiterのスキルフルなライムが踊る。『HYPEBEAST』でもお馴染みのKendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)のスタイルは、こういった西海岸アンダーグラウンドの延長線上にいたりするので、昨今のトラップなどに飽きてしまった方は、これを機に掘り進めてみるのも面白いのでは。
- Selected by L.G.
Alicia Keys – “Raise A Man”

Alicia Keys
アーティスト:Alicia Keys(アリシア・キーズ)
楽曲名:Raise A Man
リリース日:2019年2月11日
ジャンル:R&B/ソウル
イチ押しポイント:本年度のグラミー賞授賞式ではプレゼンテーターを務め、そして圧巻のパフォーマンスを披露したAlicia Keys。。約二年振りとなる最新シングルでは、夫のSwizz Beatz(スウィズ・ビーツ)、そして二人の子どもへの愛を歌ったメロウな一曲。音楽はもちろん、女性機会不均等問題をはじめとする多くの社会問題の解決に向けて、積極的に活動する彼女の生き方から大きな影響を受けてます。