全世界大注目の第61回グラミー賞各アワードの受賞者が発表

主要2部門を含む計4部門をChildish Gambinoが獲得した他、多くの女性アーティストが躍進

ミュージック
21,174 Hypes

世界で最も権威ある音楽賞と言い切っても過言ではないグラミー賞(Grammy)。2月10日(現地時間)に第61回グラミーアワードの授賞式がアメリカ・ロサンゼルスのステイプルズ・センターで開催され、注目の各アワード受賞者が発表となった。

まず“最優秀楽曲賞”、“最優秀レコード賞”の主要2部門含む計4部門を、Childish Gambino(チャイルディッシュ・ガンビーノ)ことDonald Glover(ドナルド・グローヴァー)の“This Is America”が受賞。ヒップホップの楽曲が“最優秀楽曲賞”を獲得するのは、グラミー史上初の快挙となる。ちなみに、前年のグラミー賞後に、Childish Gambino名義での活動を引退すると発表していたGlover。そのためか今回授賞式でのパフォーマンス及び出席を辞退している。また、女性アーティストの躍進に熱視線が集まった本年度。“年間最優秀アルバム賞”には、カントリーミュージックアーティストのKacey Musgraves(ケイシー・マスグレイヴス)。“最優秀新人賞”には、イギリス出身の新星シンガーソングライターのDua Lipa(デュア・リパ)が輝いた。さらに、Travis Scott(トラヴィス・スコット)や故Mac Miller(マック・ミラー)らが候補者に名を連ねた注目の“最優秀ラップアルバム賞”であるが、結果は女性ラッパーの代表格であるCardi B(カーディ・B)が同アワードを奪取。受賞スピーチでは昨年末の破局・復縁で世間を騒がせた夫でありMigos(ミーゴス)のOffset(オフセット)に見守られながらその喜びを興奮気味に語った。その他、最多の8部門にノミネートされたKendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)は“最優秀ラップ・パフォーマンス賞”を、7部門にノミネートされたDrake(ドレイク)は“最優秀ラップ・ソング賞”を手にした。また、日本からは、前述の“This Is America”のミュージック・ビデオを手がけた映像作家のヒロ・ムライが“最優秀ミュージック・ビデオ賞”を獲得。

本年度から主要部門の候補者が5枠から8枠に拡大するなど、これまで以上に幅広い多くのアーティストに脚光が集まった第61回グラミー賞の全貌は、公式WEBサイトにて確認しよう。

その他『HYPEBEAST』がお伝えする音楽関連のニュースは、こちらから。

Read Full Article
 
ニュースレターに登録して、“最新情報”を見逃さないようにしよう。

購読ボタンをクリックすることにより本サイトの利用規約プライバシーポリシーに同意するものとします。