『National Geographic』がスニーカー産業の裏側にあるプラスチックごみ問題にスポットライトを当てたビデオを公開

スニーカーが環境に及ぼす影響とは?

フットウエア
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〈Element Skateboards(エレメント・スケートボード)〉とのコラボコレクションを発表したばかりの“ナショジオ”こと『National Geographic(ナショナル ジオグラフィック)』が、スニーカー産業の裏側にあるプラスチックごみ問題にスポットライトを当てたビデオを公開した。

自身の個性を表現するアイテムであり、コーディネートの中でも重要な位置を占めるスニーカー。ストリートファッションの勢いとともにその人気が高まり、今では投資の対象となるほど。『National Geographic』によると、2018年には世界中で240億足以上の靴が製造され、アメリカ国内だけで20億足以上が販売されたという。しかし、そのほとんどが使用された後、ゴミとして捨てられる現状にあり、特にスニーカーにおいてその傾向が顕著となっている。これはスニーカーのほとんどが、より快適で、より軽く、より頑丈になるようにプラスチックが素材に使用され、リサイクル不可能なことが理由として挙げられる。

“スニーカーは持続可能になり得るか”というテーマの元、3つのエピソードから構成される本ビデオでは、ポートランドに位置する靴のデザイン学校「Pensole Footwear Design Academy(ペンソール フットウェア デザイン アカデミー)」の創設者 D’Wayne Edwards(Dウェイン・エドワーズ)およびフットウェアフォアキャスターのNicoline van Enter(ニコライン・ヴァン・エンター)がスニーカーの構造とその背後にある歴史を紹介し、なぜこれほどまでスニーカーにプラスチックが使用されることになったかという疑問を明らかにしていく。さらに、3Dプリントやバイオファブリケーションなどの技術革新が、フットウェア業界のサステイナビリティをどのように推進していくかについて触れ、その前者の例として〈adidas(アディダス)〉が開発したランニングシューズ Futurecraft.Loopを紹介している。

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