ルーブル美術館が名画“モナ・リザ”の世界をVR空間で楽しめる特別企画を実施
同美術館においては初となるVR(仮想現実)システムを使用した企画展
先日、イタリア・ルネサンス期を代表する稀代の芸術家Leonardo Da Vinci(レオナルド・ダ・ヴィンチ)の死後500周年を記念した美術展を開始することでお伝えしたフランス・パリの『ルーブル美術館』であるが、その特別展の一部として、名画“モナ・リザ(Mona Lisa)”を仮想現実で楽しめるVR(Virtual Reality)機能を導入した企画“Mona Lisa: Beyond the Glass”を実施している。
10月24日(現地時間)より開催されている本展は、台湾のエレクトロニクス企業である「HTC」の技術提携によって同社開発のVRアート鑑賞プログラム“VIVE Arts”を採用。人混み、距離、警備の制限といった様々な要素から自由になる仮想空間で、Da Vinciの代表作である“モナ・リザ”をゆっくりと眺められるのはもちろんのこと、同作品に関連する秘話やドキュメンタリーなども視聴することが可能とのこと。“モナ・リザ”の世界をより深く理解することができ、この美術展を斬新な方法で楽しめる仕組みとなっている。
『ルーブル美術館』による特別企画展“Mona Lisa: Beyond the Glass”は、2020年2月まで開催されており、同時期には“The Virgin of the Rocks (岩窟の聖母)”を含む25点のDa Vinci作品は展示される模様。期間中、パリへ滞在予定のある方は、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。
The Louvre Museum
Rue de Rivoli
Paris 75001
France
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