Louis Vuitton や DIOR を擁する LVMH が LA発の新鋭ブランド Madhappy に出資

2017年設立の新生ブランドに約1億6,300万円に及ぶ資金を投資

ファッション
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Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)〉〈DIOR(ディオール)〉〈FENDI(フェンディ)〉といった数多くのラグジュアリーブランドを傘下に置くファッション企業「LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)」が、米ロサンゼルス発の新鋭ブランド〈Madhappy(マッドハッピー)〉に150万ドル(約1億6,300万円)を出資したことが明らかになった。これは、同時期に戦略的投資を発表した〈Tommy Hilfieger(トミーヒルフィガー)〉やアメリカのサラダ専門ファストフードチェーン「Sweetgreen(スイートグリーン)」の出資金をはるかに超える最大規模だという。

〈Madhappy〉は2017年4月、Peiman(ペイマン)とNoah Raf(ノア・ラフ)兄弟が、友人であるJoshua Sitt(ジョシュア・シット)、Maison Spector(メイソン・スペクター)らと共同で立ち上げたストリートレーベル。米カリフォルニア特有の感性が溢れるコレクションを展開し、Cardi B(カーディ・B)、Gigi Hadid(ジジ・ハディッド)、Stephen Curry(ステフィン・カリー)といった著名人たちにも注目される新鋭ブランドである。

ファッションメディア『The Business of Fashion(ビジネス オブ ファッション)』のレポートによると、「LVMH」の関係者は「今回の決定には、Madhappyのような急成長を見せる新進ブランドをサポートすることで、我々の投資のポートフォリオを多様化させることを目標としている。Madhappyは、ブランド設立以降、面白いアプローチを見せており、その発展を支援したいと思っている」と今回の出資について表明している。

ちなみに同ブランドは、男性アンダーウェアブランド〈MeUndies(ミーアンディーズ)〉やファッション専門メディア『fashionista(ファッショニスタ)』、前述の「Sweetgreen」の創業者らからおよそ180万ドル(約2億1600万円)の資金を調達している。全ての出資金は、公式WEBサイトの開発やポップアップ開催などに使用されたという。

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