LEGO® が不要となった使用済みブロックを回収し寄付するプログラム LEGO Replay を発表

全ての使用済みLEGOブロックが再活用される新プロジェクト

デザイン
19,076 Hypes

「LEGO®(レゴ)」が、全ての使用済みLEGOブロックを、米国の子ども支援を行う非営利団体に寄付する新しいプログラムを発表した。

“LEGO Replay”と題した本プログラムでは、LEGO愛好家に対して、いらなくなったブロックを段ボール箱に詰め、発送することを提唱。配送業者「UPS」の配送ラベルをプログラム公式ページで印刷すれば、無料で配送可能となっており、寄付者にとって負担の掛からない仕組みとなっている。発送された各ブロックは手作業で検査および清掃が行われる。その後、教育系NPO「Teach For America(ティーチ フォー アメリカン)」および「Boys&Girls Clubs of Boston(ボーイズ&ガールズ クラブ オブ ボストン)」に送られ、学校や放課後プログラムで再活用される。本プログラムが実現に至るまで、「LEGO®」はパッケージングと洗浄プロセスが米国の品質および安全基準を満たしていることを確認するために3年間の月日を費やしたという。

同社の環境責任担当副社長Tim Brooks(ティム・ブルックス)は以下のように語った。「人々がLEGOブロックを捨てないことは分かっています。大多数は子供や孫に引き継いでいます。しかし、他の人たちは、ブロックを処分したり寄付したりする安全な方法を私たちに求めてきました。LEGO Replayには、持続可能で社会的にインパクトのある簡単なオプションがあります」

「Teach For America」と「Boys&Girls Clubs of Boston」は、来月から使用済みLEGOブロックの受け入れを開始する。試用期間が成功した場合、同社は将来的に本プログラムを拡大することを検討しているとのこと。

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テキスト
Writer
Soma Takeda
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