シューティングゲーム『フォートナイト』の開発会社がその高過ぎる?中毒性を巡って訴えられる

『フォートナイト』はコカインと同等の中毒性?

エンターテインメント
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10歳と15歳の未成年者を子供に持つカナダ人の両親2組が、世界中で人気を博すシューティングゲーム『Fortnite(フォートナイト)』を開発・運営する「Epic Games(エピック ゲームズ)」に対して訴訟を起こしたことが明らかになった。

『USA Today』によれば、原告側は『フォートナイト』がコカインと同等の中毒性と危険性を有すると主張。心理学者と統計学者が開発に携わった同ゲームは、より多くの利益を得るために、中毒性を最大限に高めて設計していることを根拠として提示した。さらに、同じく高い中毒性を持つカジノと同様の戦術を採用することで、常に脳がより多くを欲するように仕向け、ユーザーを依存状態にさせる仕様となっていることにも触れ、子供は自己制御システムが十分に発達していないため、このようなマーケティングからは特に脆弱であると指摘した。

『フォートナイト』は基本的に無料でプレイ可能だが、多くのユーザーがゲーム内のルートボックス(ガチャ)に課金を行なっているという。ルートボックスへの課金はアイテムの入手確率がランダムであるため、ギャンブル性が高いと問題視されており、この点において今回の訴訟の主張は理にかなっていると言える。最近では、「Microsoft(マイクロソフト)」「Sony(ソニー)」「任天堂」などが、ルートボックスにおけるレアアイテムの入手確率を開示することに同意したほか、2018年には「WHO(世界保健機関)」が”ゲーム障害”を新たな疾患として正式に認めるなど、昨今のゲームを取り巻く問題が変化している中、今回の訴訟がどのような結果となるか要注目だ。今件に関して「Epic Games」の広報担当者は、進行中の訴訟についてはコメントしないと明言している。

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