カナダの有力セレクトショップ HAVEN が東京で開催中のポップアップストアを潜入調査

『HAVEN』の歴史史上初のポップアップでは本格始動したオリジナルレーベルにコラボアイテムを加えた全55型を一挙放出

ファッション 
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カナダのセレクトショップ『HAVEN(ヘイブン)』が、本格始動した2019年秋冬コレクションを東京へと持ち込み、10月19日(金)から同21日(月)までの3日間、原宿『SO1 Gallery』で3日間限定のポップアップストアを開催中だ。『HYPEBEAST(ハイプビースト)』は、その会場へといち早く潜入。本稿では、その様子とあわせて、注目アイテムをご紹介しよう。

『HAVEN』がポップアップを開催するのは、2006年の創業以来、初めてのこと。だが、創業者のArthur Chmielewski(アーサー・フミェレフスキ)とDaniel Chmielewski(ダニエル・フミェレフスキ)の兄弟は、「第二の故郷である東京で新たなプロジェクトを始めることは自然」と語る。2年半の準備期間を経て完成した初のフルコレクションは、彼らのルーツであるカナダの文化とメンズウェアの実用性や機能美を重んじ、ミリタリーやアウトドアのディテールを取り入れた最高品質のストリートウェアを展開。その中でも「小松マテーレ」の素材をボディに採用し、リップストップライニンとPolartec®️のフリースにより極限状態にも対応するダウンジャケット、カナダ軍のMK2フィールドジャケットに着想を得た硫化染めのコンバットジャケット、同国の伝統であるハンドニットのパシフィックパーカの3点は、本コレクション屈指の自信作だという。

2階建ての店内には、2019年秋冬コレクションに加え、〈PORTER(ポーター)〉、「mo’design inc.(モーデザイン)」、〈Mountain Research(マウンテンリサーチ)〉という日本産ブランドの別注アイテムもラッキング。数あるブランドの中でこれらのブランドを選出した理由については、「僕たちと同じデザイン哲学を持つブランドをパートナーに迎えたいと思ったんだ。PORTERは今や定番かもしれないけど、彼らほど独創的で実用的なラゲージメーカーはない。mo’designについては、ファンでもあるよ(笑)。溝口さんがカナダに来てくれたときから関係性が始まって、彼には僕らにはないグラフィック感覚があると思っている。Mountain Researchは、高いデザイン性と機能性を兼ね備えたアウトドアストリートブランドだからね。理にかなっていると感じたんだ」とコメントしている。

『HAVEN』のコレクションは、決して“HYPE”ではない。しかし、彼らが追求する真の良質と機能性は、間違いなく都市生活を豊かにしてくれることだろう。実物を手に取れる日は、あとわずか。スケジュールの都合がつく方は是非、会場の『SO1 Gallery』まで足を運んでみてほしい。

HAVEN Tokyo Pop-Up Store
会場:SO1 Gallery
住所:東京都渋谷区神宮前6-14-15
日程:10月19日(土)~ 21日(月)
営業時間:11:00 – 19:00

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