カニエやファレルとのコラボを実現させた adidas グローバルブランド部の代表 エリック・リッキーが退任

同社にとってのキーパーソン退任は今後にどのように影響するか?

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去る10月21日(現地時間)、ドイツを本拠地とする世界的なスポーツ用品メーカー「adidas(アディダス)」は、同社のグローバルブランド部分の代表理事を務めるErik Liedtke(エリック・リッキー)が2019年12月31日付で退任することを発表した。

Erik氏は、1994年に「adidas」米ポートランド支社のグローバルライン・マネジャーとして同社に加わり、ドイツの本社と米国内の支社の上級経営者陣の一員としてブランディングマネジメント経験を蓄積。その後、2014年からは同社のグローバルブランドを統括する現職に就任し、Pharrell Williams(ファレル・ウィリアムス)、Kanye West(カニエ・ウェスト)そしてBeyoncé(ビヨンセ)といったアーティストらをブランドの引き込んだ立役者でもある。それ以外にも環境への影響を考慮した100%リサイクル素材のランニングシューズ FUTURECRAFT.LOOP(フューチャークラフト.ループ)を手掛けるなど、様々な取り組みを通じて同社の成長に貢献してきた。

同社の公式WEBサイトにて、Erik氏は「25年以上の間、adidasは僕のキャリアを築けるホームのような居場所であった。そして、僕は新たなプロジェクトと冒険に向けて一歩踏み出そうと思っている。この素晴らしい会社で積み重ねてきた全ての事を光栄に思っているし、そんなadidasチームのみんなと共に成し遂げてきた成果にとても誇りを持っている。みんなありがとう」とコメント。

「adidas」は、Erik氏の後任としてスウェーデン発のアパレルメーカー〈GANT(ガント)〉の現CEO(最高経営責任者)を務めているBrian Grevy(ブライアン・グレイビー)を任命している。

Nike(ナイキ)」社のCEOを務めるMark Parker(マーク・パーカー)が退任することはチェック済み?

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