ヴァージル・アブローのハーバード大学における講義記録の日本語翻訳版『“複雑なタイトルをここに”』が販売決定
デザインプロセスの舞台裏やストーリーの紡ぎ方など、時代の旗手が学生時代に知っておきたかったと思う“チートコード”を凝縮したマストバイの一冊
![ヴァージル・アブロー 複雑なタイトルをここに オフホワイト ルイヴィトン ハーバード大学 virgil abloh Louis Vuitton insert complicated title here book release ブック リリース](https://image-cdn.hypb.st/https%3A%2F%2Fjp.hypebeast.com%2Ffiles%2F2019%2F01%2Fvirgil-abloh-Insert-Complicated-Title-Here-book-release1.jpg?cbr=1&q=90)
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〈Off-White™️(オフホワイト)〉と〈Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)〉を牽引する時代の旗手Virgil Abloh(ヴァージル・アブロー)のハーバード大学デザイン大学院での講義本『Insert the complicated title here』の日本語翻訳版『“複雑なタイトルをここに”』の販売が決定した。
Virgilは2017年10月26日、1936年から続くハーバード大学デザイン大学院での特別イベント「Program Organization, Sequencing Experiences」に登壇した。そこで、建築とエンジニアのルーツを持つ彼は、学生時代に築いたツールやテクニックをいかにしてファッションやプロダクトデザイン、そして音楽の言語へと変換させたのかを説明。そして、様々なコラボプロジェクトにも言及していきながら、デザインプロセスの舞台裏、エディティングの本質をシェアすること、問題解決、ストーリーの紡ぎ方などを解説していったのである。
『“複雑なタイトルをここに”』はVirgilが思う「学生時代の自分が知っていたらどんなによかっただろうと思うアドバイス」、すなわち“チートコード”を凝縮した一冊だ。以下は本誌に収録されている一説。すでに「アダチプレス」や「Amazon」などの一部オンラインストアで予約販売がスタートしているので、気になる方はお早めに。
大学の外の社会に出てみると、ひとつの専攻に縛られないで自分の進む道を見つけるヒントがいろいろある。僕の仕事も、自然に異なる領域を横断しているんだ。
自分自身のやり方を初めてちゃんと立ち止まって考えてみた。iPhoneのメモ帳からそのまま引っ張ってきて、なんとかして作ったリストだよ。
完璧主義じゃなくてもいいんだって気づいた途端に、山のような仕事を同時進行しながら安らかに眠りにつけるようになった。これは大事なこと。完璧になろうとすると、かえって思考停止になってしまう。
イケア。ほんとに夢みたいだよ。最初連絡がきたときは、絶対にイベントのDJの依頼だと思ったし。
僕は自分が取り組むクリエイティブワークに情熱を感じている。仕事だなんて思っていない。僕にとって生きることそのものなんだ。
君たちは最高に恵まれた、これまでになかったような時代に生まれてきたんだ。いまはルネサンスだと思う。だから、「まるで最低、もうおしまいだ」みたいなメンタリティに囚われないでほしい。
〈Off-White™️〉の2019年秋冬コレクションで使用されたサウンドトラックや、Virgilが過去に携わったプロジェクトを完全網羅した公式ウェブサイトもお見逃しなく。