UNDERCOVER 2019年秋冬コレクションは『時計じかけのオレンジ』がメインテーマ
高橋盾にとって2度目となるパリでのメンズコレクションでは〈Nike〉や〈Valentino〉とのコラボアイテムもお披露目
〈UNDERCOVER(アンダーカバー)〉の高橋盾が新たなメンズコレクションを提げ、再びパリへと帰ってきた。前回のコレクションでは20世紀を代表する映画監督の一人、Stanley Kubrick(スタンリー・キューブリック)の作品より、『2001年宇宙の旅』からインスピレーションを受けた近未来感のある世界観を披露。そして、今季もその巨匠に着想を得て、読者の中にもファンの多いであろう、管理社会を舞台にしたSF映画『時計じかけのオレンジ』をテーマに掲げている。
ランウェイのBGMにはサウンドトラックから楽曲が採用され、ショーは会場を横切るレーザービームとマスクをつけた3人のモデルの登場からスタート。ルックからはMalcolm McDowell(マルコム・マクダウェル)演じる不良少年の主人公アレックスを度々と彷彿とさせるほか、一部アイテムには映画のワンシーンを切り取ったものが落とし込まれている。
また、本ランウェイでは〈Nike(ナイキ)〉との新たなコラボレーションも複数足お披露目。〈Nike ACG〉のようなテクニカルなアッパーにReact Element(リアクト エレメント)のソールを装備したブーツタイプのものや、来年のフラッグシップモデルと噂されているAir Max 720など、ハイブリッド感溢れるシューズはどちらもリリース後の即完が容易に予想できる。
そんな〈UNDERCOVER〉の2019年秋冬コレクションのランウェイは、上のフォトギャラリーからどうぞ。
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