人気ラッパー Lil Uzi Vert が24歳にして音楽業界からの引退を宣言

「普通の人間になりたいんだ。朝起きたら2013年であってほしい」

ミュージック
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ヒップホップの母国アメリカにて若手トップクラスの人気を誇る現在24歳のラッパーLil Uzi Vert(リル・ウージー・ヴァート)が、突如としてInstagramのストーリーズ上にて音楽活動を終了し、業界からの引退を宣言した。その引退宣言の内容は以下のようなもの。

これまで俺のことをサポートしてくれた人に感謝を伝えたい。でも俺が音楽をやることはもう終わり。すべてを消すよ。普通の人間になりたいんだ。朝起きたら2013年であってほしい。

と、何が彼の身に起こったのかは分からないが、どうやらかなり精神的に参ってしまっている模様。ちなみにLil Uzi Vertは2014年に自身初の音楽プロジェクト『Purple Thoughtz Vol. 1』をリリースしているので、2013年という年は彼がまだ無名の素人時代であったことを示している。

2016年には“XXL Freshman”にも選出され、2017年リリースのアルバム『Luv Is Rage 2』でその人気が爆発。昨年2018年も精力的に複数の新曲を発表したほか、様々なフェスに出演して熱狂的なパフォ―マンスを披露。2018年12月には新作アルバム『Eternal Atake』の完成をアナウンスしていただけに、今回の突然の引退宣言は世界中のヒップホップファンに衝撃をもたらしている。

とは言え、ラッパーの引退宣言というものは信憑性の低いもの。過去を振り返ってもJay-Z(ジェイ・Z)やLL Cool J(LL・クール・J)、Vince Staples(ビンス・ステープルズ)などが一度は引退を宣言したものの気が変わったのか引退を撤回しており、今回のLil Uzi Vertも一時的な気の迷いだと見るファンも多くいるようだ。

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