UPDATE:NBA オールスターファン投票2019の第1回途中経過発表は期待を裏切る結果に?
ウェイドやローズといった往年の名選手と大型新人ルカ・ドンチッチの共演が見られるかも?(UPDATE:第2回途中経過が発表)
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早いものでNBAも前半戦を折り返そうとするなか、来たる2月15〜17日(現地時間)に開催されるオールスター投票の第1回途中経過が発表された。
今オフシーズンは、LeBron James(レブロン・ジェームズ)やKawhi Leonard(カワイ・レナード)らの移籍により東西の人気選手のバランスが崩れた。その影響もあってか、今回の途中結果はやや予想外の結果に。
NBAのファン投票は、イーストとウエストに分かれてフロントコートから3選手、ガードから2選手を選ぶ仕組み。イースタン・カンファレンスは、フロントコートに次世代を担うミルウォーキー・バックスのGiannis Antetokounmpo(ヤニス・アデトクンボ)が99万1561票が獲得しトップ。2位はトロント・ラプターズのKawhi Leonard(77万4172票)、64万8002票を獲得したフィラデルフィア・76ersのJoel Embiid(ジョエル・エンビード)が3位へと続く。ガード部門は、ボストン・セルティックスのKyrie Irving(カイリー・アービング)が2位以降に大差をつけトップ。続く次点は今シーズン限りでの引退を発表しているマイアミ・ヒートのDwyane Wade(ドウェイン・ウェイド)。
一方、ウェスタン・カンファレンスに目を向けると、108万3363票を獲得したLeBronが東西全ポジションを通じて貫禄の第1位。続くフロントコートの第2位は、僅差ではあるが、ゴールデンステート・ウォリアーズのKevin Durant(ケビン・デュラント)を抑えて、ダラス・マーベリックスの大型新人Luka Doncic(ルカ・ドンチッチ)。しかし、ルカ以降、5位のPaul George(ポール・ジョージ)まではあまり獲得票に差がなく、最後まで順位の行方が見逃せない。
一番の激戦区といえるウェストのガード部門では、Stephen Curry(ステフィン・カリー)が順当に1位となるが、2位はなんと今シーズン奇跡の復活を果たしたミネソタ・ティンバーウルブズのDerrick Rose(デリック・ローズ)。James Harden(ジェームズ・ハーデン)やRussell Westbrook(ラッセル・ウェストブルック)という過去2年のMVP選手を抑えてのオールスター圏内。なお、オールスターファン投票は1月21日(現地時間)に締め切られる。ファン投票トップの選手が両カンファレンスのキャプテン(現段階ではGiannisとLeBron)となり、出場選手24名を過去2年と同様、ファン(50%)、現役選手(25%)、バスケットボールメディア(25%)の投票で選出。第1回途中経過の詳細は下記よりご確認を。
イースタン・カンファレンス
フロントコート
1. ヤニス・アデトクンボ(バックス) 991,561票
2. カワイ・レナード(ラプターズ) 774,172票
3. ジョエル・エンビード(76ers) 648,002票
4. ジミー・バトラー(76ers) 222,206票
5. ジェイソン・テイタム(セルティックス) 214,622票
6. ブレイク・グリフィン(ピストンズ) 192,694票
7. ビンス・カーター(ホークス) 76,022票
8. アンドレ・ドラモンド(ピストンズ) 68,204票
9. ゴードン・ヘイワード(セルティックス) 66,492票
10. アル・ホーフォード(セルティックス) 62,288票ガード
1. カイリー・アービング(セルティックス) 910,329票
2. ドウェイン・ウェイド(ヒート) 409,156票
3. ケンバ・ウォーカー(ホーネッツ) 319,519票
4. ベン・シモンズ(76ers) 259,993票
5. ビクター・オラディポ(ペイサーズ) 198,009票
6. カイル・ラウリー(ラプターズ) 180,571票
7. ザック・ラビーン(ブルズ) 128,605票
8. ジェレミー・リン(ホークス) 62,573票
9. ブラッドリー・ビール(ウィザーズ) 61,269票
10. ジョン・ウォール(ウィザーズ) 54,366票ウェスタン・カンファレンス
フロントコート
1. レブロン・ジェームズ(レイカーズ) 1,083,363票
2. ルカ・ドンチッチ(マーベリックス) 679,839票
3. ケビン・デュラント(ウォリアーズ) 659,968票
4. アンソニー・デイビス(ペリカンズ) 605,417票
5. ポール・ジョージ(サンダー) 580,055票
6. スティーブン・アダムズ(サンダー) 261,327票
7. ニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ) 235,272票
8. カイル・クーズマ(レイカーズ) 195,477票
9. ドレイモンド・グリーン(ウォリアーズ) 138,017票
10. デマーカス・カズンズ(ウォリアーズ) 92,977票ガード
1. ステフィン・カリー(ウォリアーズ) 793,111票
2. デリック・ローズ(ティンバーウルブズ) 698,086票
3. ジェームズ・ハーデン(ロケッツ) 541,606票
4. ラッセル・ウェストブルック(サンダー) 459,792票
5. クレイ・トンプソン(ウォリアーズ) 247,618票
6. デイミアン・リラード(トレイルブレイザーズ) 200,609票
7. デマー・デローザン(スパーズ) 197,524票
8. ロンゾ・ボール(レイカーズ) 175,040票
9. デビン・ブッカー(サンズ) 111,897票
10. クリス・ポール(ロケッツ) 101,104票
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UPDATE:第2回途中経過が発表された。東西のトップ投票は変わらずGiannisとLeBron。注目のウェスタン・フロントコート部門では2位以降の団子状態をルーキーのLuka Doncicが頭一つ抜け、なんと昨NBAファイナルMVPのDurantが4位に後退しオールスター圏外へ。そしてオールスター返り咲きを狙うRoseとWadeはその順位をキープ。