adidas by Raf Simons が騙し絵の手法から着想を得た全く新たな RS Stan Smith を発表

RS Stan Smithをキャンバスに、ラフ・シモンズが描く騙し絵の数々をチェック

フットウエア
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長年にわたって友好関係を築く〈addias(アディダス)〉と世界のトップファッションデザイナーのひとりRaf Simons(ラフ シモンズ)が展開するコラボレートラインである〈adidas by Raf Simons(アディダス バイ ラフ シモンズ)〉が、シュルレアリスムにおいてよく用いられる絵画技法のひとつである“トロンプルイユ”にインスパイアされた新作RS Stan Smithコレクションをファッションウィーク期間中のフランス・パリにて発表した。

“トロンプルイユ”とは“目をあざむく、だまし絵”という意味のフランス語であり、遠近法を利用して2Dの平面に3Dのリアリズムをもたらす絵画技法。Rafはこの視覚的な錯覚を〈adidas by Raf Simons〉の2019年春夏コレクションに採用し、過去、現在、未来というレイヤーを巧みに重ね合わせるという今までにないやり方で全く新たなフットウェアアレンジを創造した。Rafはまず〈adidas Originals〉のアーカイブから1984年生まれのMicropacer(マイクロペーサー)、1979年生まれのL.A. Trainer(L.A. トレーナー)、1990年生まれのTorsion Conquest Supe(トルション コンクェスト スーパー)という3種類のスタイルを選出。それらの写真を撮影して3Dモデル化させ、RS Stan Smithをキャンバスにそれらの3Dモデル化させたデザインを平面として落とし込む手法を取っている。こうしてヴィンテージシューズ特有の汚れ、しわ、はみ出した接着剤、ソールに入ったひび、その他の摩耗などのさまざまなディテールがリアルに再現された全く新たなRS Stan Smithが誕生したのである。

コレクション全体の発売は2019年4月が予定されているとのこと。パリの人気セレクトショップ『Tom Greyhound』ではこの発表を祝して、特別にデザインされたインスタレーションが展示されているので、パリにいる方はぜひ自身の目で一足はやく確認しておこう。

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