Supreme がイタリアでのフェイク品を巡る裁判でまさかの敗訴

本家を丸パクリのボックスロゴ・アイテムが堂々と販売可能となる事態に……

ファッション
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現在、世界で最も偽物アイテムの需要が高いブランドである〈Supreme(シュプリーム)〉とその人気に付け込んだ悪徳業者の法廷におけるバトルがヒートアップしている。

今年初めにイタリアでの偽造品を巡る訴訟に勝利した〈Supreme〉であったが、次なる別件の裁判ではなんと敗れるという結果に。今回の訴訟の争点になっていたのは、「International Brand Firm(インターナショナル ブランド ファーム)」社が登録した〈Supreme Italia〉と命名されたブランド。同社はそれ以外にも〈Supreme Spain〉と称したブランドを含む3つのWEBサイトで〈Supreme〉のロゴを使用した商品を販売していた(下記参照)。

本裁判にあたり、イタリアの財務警察は同社管理の3,000着以上に及ぶTシャツと150着以上のその他アイテムを押収していたが、今回の判決によって同社はこれらの“フェイク品”を合法的に販売することが可能となる。イタリアの裁判所の結論としては「法的観点から2つのブランド間の混同やプロダクトにおける類似性は商標権侵害を実証するには不十分である」としている。

あわせて、Kanye West(カニエ・ウェスト)による〈YEEZY(イージー)〉のブランド価値もチェックしておこう。

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