幻となった2000年以上の歴史を誇る中国・万里の長城の宿泊プロジェクト

発表からわずか数日で史上初となる夢の企画が白紙に……

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去る8月2日(木)、米民泊サービス最大手「Airbnb(エアビーアンドビー)」は、中国の世界遺産『万里の長城』に史上初の宿泊施設を誕生させるという異例のキャンペーンを発表した。これまでシャークタンクや五輪のスキージャンプのてっぺんでの宿泊プロジェクトなど、世界各国の有名な観光地と協力し史上初の宿泊体験イベントを行った実績を持つ同社だが、今回の企画では『万里の長城』内に用意されたカスタムベッドルームでの宿泊に加え、中国の伝統文化を体感できるコンテンツなど、応募者の中から選ばれた限定4組が実際に宿泊出来るというもの。しかし残念なことに本企画発表後のわずか5日たらずで、史上初の試みとなるはずだった夢の企画は計画性に欠けるとしてお蔵入りとなってしまったようだ。「Airbnb」はこの企画倒れとなってしまった一大キャンペーンを下記のように述べている。

「さまざまなご意見を受け、本イベントを進めるべきではないという判断を尊重し、イベントを中止する運びとなりました。その代わりに旅先としての中国の魅力のご紹介、そして人と人との旅がどのように人間関係のつながりをもたらすかに注目した体験やイニシアチブに焦点を当ててまいります」

また、現実逃避に最適なミニマルなプライベート空間『Mono Cabin』もご確認お忘れなく。

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