何かに熱中するスタイルを持った青年を描く Name. 2019年春夏コレクション
着想源は不良4人組“Freaks”と真面目3人組“Geeks”の日常を描いたアメリカのTVドラマ『フリークス学園』
山田拓治のデザイナー就任後、早くも2シーズン目を迎えた〈Name.(ネーム)〉が力強さを感じさせる2019年春夏メンズコレクションの全貌を解禁した。
“colors”と題した新シーズンは、ブルー、オレンジ、イエローなどの鮮やかな色調に加え、控えめなネイビーとカーキを使用したファブリックが特徴的。大胆にアップデートされたクラシカルなチェック柄はバケットハットからトレンチコート、パンツまで、様々なプロダクトへと落とし込まれているほか、都会的なパターンで仕立てられた各種デニムもキーアイテムとして見逃し厳禁である。1999年〜2000年にかけてアメリカで放送されたJudd Apatow(ジャド・アパトー)の人気TVドラマ『フリークス学園(Freaks and Geeks)』にインスパイアされた今季は、80’sライクなムードを盛り込むと同時にグラフィカルなパッチが各種ウェアにあしらわれているが、その背後では何かに熱中する色やスタイルを持った青年像を描いている。
ユース世代の垢抜けない雰囲気を今の気分に乗せて表現したルックブックは、上のフォトギャラリーから。あわせて、時代やトレンドに流されないアイコニックな若者をイメージした〈Name.〉の2018年秋冬コレクションも予習をお忘れなく。

















