Audi と Airbus の空飛ぶタクシーがサービス実現に向けて大きく前進

SFや漫画の設定だった未来の交通インフラがドイツ国内でテストを実施へ

オート
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Audi(アウディ)」と「Airbus(エアバス)」が共同開発を進める空飛ぶタクシーがサービス実現に向け、ドイツ政府とテスト飛行の実施に合意したようだ。 連邦交通・建設・都市開発省のAndreas Scheuer(アンドレアス・シャウアー)、デジタル化担当大臣のDorothee Bar(ドロテー・ベア)、インゴルシュタット市長のChristian Losel(クリスティアン・ルーゼル)らは、ドイツ・インゴルシュタット市内におけるテスト飛行の合意書に調印。まだ次なるステップは明かされていないものの、テスト飛行が順調に進行すれば、近い将来、本当に都市部を空中移動できる日が来るかもしれない。

「電気自動車と自動運転車の結びつきは、都市交通をより快適かつクリアなものにすると同時にスペースを節約、すなわち、これは都市生活者の人生がより豊かになるということを意味します」、「Audi」の暫定取締役会会長兼セールス&マーケティング担当取締役を務めるBram Schot(ブラム・ショット)はこう語る。「第3次元の交通インフラは、未来に多大な価値をもたらしてくれることでしょう。我々はインゴルシュタットの街に貢献できることを歓迎しており、エアタクシーのためのテストフィールド地域における開発をサポートしていきます」

上のフォトギャラリーにあるコンセプトイメージは、今年3月に公開された“Pop.Up Next”のものだが、これは空陸両用の完全自動運転の電気モビリティで、音声/顔認証システムや視線追跡操作システムなどを搭載している。実際にテストが開始されれば、その様子を撮影した映像なども公開されるはずなので、今後は「Audi」と「Airbus」の新たなアナウンスに期待したい。

「NASA」とパートナーシップを締結した「Uber(ウーバー)」が2020年までに導入を予定しているという空飛ぶタクシーのイメージビデオもあわせてご確認を。

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