1956年に製造された希少性の高いスーパーカー Maserati A6G / 2000 がオークションに登場
クラシックカーの名門コンクールを制した最高のコンディションを誇る1台が市場に
























クラシックカーのオークションハウス「RM Sotheby’s(RMサザビーズ)」が8月24~25日(現地時間)の二日間に渡り、アメリカ・カリフォルニア州でモントレー・オークションを開催する。その出品車リストでも特に高い注目度を誇るのが、生産台数わずか21台の極めて貴重な1956年製の「Maserati(マセラティ)」A6G/2000 Zagato Berlinettaだ。
元々はレース用であったA6G / 2000は、完全なハンドメイド生産となり、イタリア・ミラノのコーチビルダー「Zagato(ザガード)」社の職人が、アルミパネル一つ一つをハンマーで打ち付けている。 今回出品される2リッターの直列6気筒エンジンを搭載した車体は、驚くべきことにレストアに7000時間以上を費やし、長い伝統を持つクラシックカーの世界的なコンクール「Concorso d’Eleganza Villa d’Este(コンコルソ デレガンツァ ヴィラ デステ)」にて見事優勝。更にはシャーシ、エンジン、およびギアボックスに至るまで各コンポーネントが完全にオリジナルの状態を維持しており、カーマニアやコレクターにとっては垂涎の1台であることは間違いないだろう。「RM Sotheby’s」のDavid Swig(デヴィッド・スィグ)によると、元のエンジンとギアボックスを保持した車両は世界に4~5台残っているかどうかの非常にレアな1台とのこと。落札価格は425万ドル~525万ドル(約4億7000万円~約5億8000万円)の間と予想される。まずは上のフォトロールよりその優美な車体をチェックしてみよう。
『HYPEBEAST』がご紹介するその他の乗り物関連トピックの数々もご確認を。