visvim がキルト作家であり染織家の秦泉寺由子にクローズアップ
世界的にも類を見ない青竹染めの全貌に迫る
日本が世界に誇る唯一無二のブランド〈visvim(ビズビム)〉では、創作活動におけるインスピレーションの源を独自の視点から掘り下げたレポート“Survey”を不定期に発表している。
モノ、人、場所、文化など多様なトピックを扱う本シリーズの最新回では、キルト作家であり染織家 (せんしょくか)の秦泉寺由子に迫っている。20代半ばに渡米し、キルト作家として活動していた秦泉寺氏だが、日本帰国後に出会ったインドネシアの染色技術に魅せられ、すぐさま現地に移住。そこで染織家としてのキャリアをスタートさせた。1994年に開催されたエキシビションの準備に際し、白く染める技法を模索していた同氏は、それまで一般的には不可能と考えられていた竹による染色を試みる。その後、秦泉寺氏は試行錯誤を重ね、世界でも前例のない青竹染めのパイオニアとして地位を確立していった。
まずは、上のフォトギャラリーで滋賀県大津市にある同氏のスタジオの風景がチェックしてみよう。レポートの全文は〈visvim〉の公式サイトからどうぞ。
そんな〈visvim〉が和洋折衷の独自の世界観を提案する2018年春夏ルックブックもお見逃しなく。