スマホの原型を築いた伝説のメーカー Palm が年内に復活?

初代iPhoneのライバルとして2009年「CES」の目玉にもなり、90年代よりサラリーマンの神器として名を馳せてきた名器が現世に蘇る

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日本ではその名を知らない人も多いかもしれないが、「Palm(パーム)」は現代社会に欠かせないスマートフォンの原型を築いた伝説のメーカーと言っても過言ではない。電話としての音声通話機能がない携帯情報端末(PDA)において、限られたリソースを効率的に使用し、実践的なユーザインタフェースを提供した「Palm」は、サラリーマンの神器として一世を風靡したのだ。

だが、現在「Palm」のロゴと商標は、「BlackBerry(ブラックベリー)」などを市場に投入してきた中国企業「TCL」が所有している。その「TCL」が今なお存在するコアな「Palm」ファンのために、同メーカーをスマホとして復活させるというのだ。『Android Police』によると、「TCL」はアメリカ合衆国の加入者数第一位の携帯電話事業者である「Verizon Wireless(ベライゾン・ワイヤレス)」の新端末として「Palm」をリバイブするとのこと。また、搭載されるOSはAndroidが有力視されているようで、早ければ2018年下半期にも市場に投下されるようだ。

果たして、どのような姿に生まれ変わって現世に蘇るのか、続報に期待しよう。

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