映画『ビッグ・リボウスキ』にも“ポルノハウス”として登場するLAの大豪邸 Sheats-Goldstein
いまから50年以上前に設計された芸術的価値も高い大豪邸をチェック
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一部の映画ファンからカルト的な人気を誇る1998年公開のアメリカ映画『ビッグ・リボウスキ』。Joel Coen(ジョエル)&Ethan Coen(イーサン・コーエン)兄弟が監督/脚本を務めた同作は、1990年代初頭のLAを舞台に、富豪の若妻の誘拐事件に巻き込まれるヒッピーくずれの中年独身男デュードと、ベトナム帰還兵のボウリング仲間ウォルター&ドニーの騒動を描くコメディ映画だが、本稿ではその劇中にもポルノ映画プロデューサー/裏社会の大物のジャッキーが所有する“ポルノハウス”として登場する豪邸をご紹介。
この豪邸が建つのはアメリカ屈指の高級住宅地の1つとしても知られるロサンゼルス市内のビバリークレスト地区で、気になるその主は大のNBA(レイカーズとクリッパーズ)ファンとしても知られる大富豪のJames F.Goldstein(ジェームス・F・ゴールドスタイン)だ。この豪邸(通称“Sheats-Goldstein”)は1963年に世界的建築家のFrank Lloyd Wright(フランク・ロイド・ライト)の門下生だったJohn Lautner(ジョン・ラトナー)によって設計され、1970年に大富豪Jamesが前の持ち主から買い取ったもの。その後彼はJohn Lautnerにリニューアルを依頼して現在のような姿となったわけだが、2016年に大富豪JamesはLAの有名な美術館である「LACMA」にこの豪邸をまるごと寄付。つまり正確に言えば現在は「LACMA」の所有物となっているようだ。まずはその数々の映画やMVなどにロケ地として利用されてきた世界屈指のデザイン性の高さを誇る豪邸を上のフォトギャラリーからチェックしてみよう。
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