Redman が出題する90年代ヒップホップ・テストに Young M.A. が挑む

90年代のヒップホップ・シーンやカルチャーは、過去2年に渡りホットなトピックとなっている。とりわけ、Vince Staples（ヴィンス・ステイプルズ）が「過大評価だった」と発言したり、Lil Yachty（リル・ヨッティ）やLil Uzi Vert（リル・ウージー・ヴァート）が 、ヒップホップ黄金期を否定するスタンスを取ってからは、世代間の隔たりが顕著になっている。

ジェネレーションギャップがある一方で、ブルックリン出身のフィーメール・ラッパー、Young M.A.（ヤング・MA）は、90年代ヒップホップに精通した若手の一人。ヒップホップを中心としたリリックの情報サイト『Genius』制作による新企画“The Genius Test”に、Young M.A.の生まれた1992年にデビューアルバムをリリースしたレジェンドラッパー、Redman（レッドマン）をホストとして迎え、彼女の90年代の知識をテストした。内容は、A Tribe Called Quest（ア・トライブ・コールド・クエスト）のファーストアルバムのタイトル、2Pac（トゥパック）がキャリア初期に関わったグループの名称、1998年に2枚のNo.1ヒットアルバムを出したラッパーの名前、JAY-Z（ジェイ・Z）の『Hard Knock Life』にサンプリングされた元ネタ、Wu-Tang Clan（ウータン・クラン）のリーダーは誰か、The Notorious B.I.G.（ノートリアス・BIG）のリリックに関する穴埋め問題、Busta Rhymes（バスタ・ライムス）のMVに影響を与えた映画など、ラップファンであれば比較的簡単な問題から高難易度なものまで計10問をRedmanが4択形式で出題。果たしてYoung M.A. は何問正解できたのか、上のビデオより確認してみよう。

『Forbes』が発表した最新版のヒップホップ長者番付や「FUJI ROCK FESTIVAL ‘18」の出演アーティスト第2弾など、その他の音楽ニュースもまとめてチェックしてみてはいかがだろうか。