Mercedes-Benz G500 4×4²が手に入れば新型Gクラスに用は無い?

最高出力422psのV8ツインターボエンジンを搭載したハードコアオフローダー

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兄貴分のG63 AMG 6×6を除けば、「Mercedes-Benz(メルセデス・ベンツ)」のG500 4×4²以上にスペシャルあるいはハードコアなオフローダーは存在しないだろう。

量産用Gクラスのボディに、G63 AMG 6×6から継承されたポータルアクスル、よりワイドなトレッド、調整可能なサスペンションが組み合わされ、最低地上高は450mmを実現。加えて、最高出力422ps/最大トルク610Nmを生み出す4.0リッターV8ツインターボエンジン、7速ATを搭載。急斜面を走行するのに十分な装備である。

G500 4×4²を所有するには、走行距離が少なく、メンテナンスの行き届いた車体であれば、20万ドル(約2,200万円)以上を支払う覚悟が必要だ。2月7日(現地時間)にパリで開催される「RMSothebys」のオークションでは、走行距離が僅か5,574kmの中古車が出品されるので、購入意思を持つ方には間違いなく一見の価値がある。「Mercedes-Benz」愛好家の個人的コレクションから出品されるとのことで、2016年の購入時から大切に扱われていたに違いないだろう。

同オークションハウスでは、落札価格を約22万から25万ドル(約2,400〜2,750万円)の間と予想している。これはエントリーモデルの新型Gクラスを上回る金額であるが、前述のようにG500 4×4²以上にハードコアなモデルは存在しない。上のフォトギャラリーから同車体のデザインをチェックしたあとは、2019年発売予定の新世代Gクラスを捉えたティーザーもあわせてご確認を。

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