ラフ・シモンズが CALVIN KLEIN のクリエイティブオフィサーを退任することに

鬼才ラフ・シモンズの先鋭的なデザインとその価格帯がブランドの顧客にマッチしていなかった模様

ファッション
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2018年も残すところ数日であるが、ここにきてファッション業界を揺るがすビッグニュースが飛び込んきた。デザイナー、Raf Simons(ラフ・シモンズ)が〈CALVIN KLEIN(カルバン クライン)〉での職を離れることが確定した模様。

Simonsは2016年8月に同ブランドのチーフクリエイティブオフィサーに就任、2017年2月に初コレクションを発表。3年契約となるSimonsは、2019年夏の契約更新まで残り8ヶ月あるが、『Business of Fashion』によると、ブランドの新たな方向性がSimonsのクリエイティブビジョンとなるため、両者は友好的に袂を分かつことを決めたとのこと。

先日、〈CALVIN KLEIN〉の親会社である「PVH Corp.(フィリップス・バン・ヒューゼン)」は、Rafの手がける〈CALVIN KLEIN〉は“ファッション的にも価格帯的にもやり過ぎた”とRafの先鋭的なデザインと高価格が商業的な不調に繋がっているとし、その方向性を修正する旨をコメント、同時にSimonsの進退を危ぶむ声も囁かれていた。また、2019年秋冬ニューヨークファッションウィークにてコレクションを発表しないことも明かした。現在のところ、Raf Simonsの後任は発表されていない。

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