NBA のスニーカーキング P・J・タッカーが“最も過小評価された” Nike バッシュ TOP 5を発表
スニーカーキングが選ぶ隠れた名作バッシュとは?
NBAのスニーカーキングとして知られるヒューストン・ロケッツ所属のPJ Tucker (P・J・タッカー)。数々のレアキックスをコート上で着用し、シーズンを通じてスニーカーコミュニティに話題を提供し続けている。そんなTuckerが『HYPEBEAST』の取材にて自身の考える〈Nike(ナイキ)〉の“最も過小評価されている” バッシュトップ5をリストアップ。
リーグのスニーカーキングが真っ先に挙げたのは、Air Max Sensation、Air Bakin、Air Max 2 Uptempoの3足。AM Sensationは元々Air Max CWという名称で1995年にリリースされたChris Webber(クリス・ウェバー)のシグネチャーモデル。フルレングスのMax Airを搭載した本シューズは〈Nike〉の最高峰モデルであるAir Jordanより高額な価格という点も当時話題を呼んだ。続くAir Bakinは、当時シカゴ・ブルズ所属のDennis Rodman(デニス・ロッドマン)のシグネチャーとして発売されたが、当のRodmanは試合で着用することはなく、またヒールにデザインされた“Air”がイスラム教の唯一神“Allah(アッラー)”を連想させるとして〈Nike〉が商品の回収を余儀なくされたという曰く付きの1足である。
残りの2足は、Air Flight HuaracheとAir Force 180。1992年リリースのAir Force 180は、Charles Barkley(チャールズ・バークレー)の着用モデルとして知られ、同年のバルセロナ五輪でのBarkleyの活躍と共に多くの人々の記憶に残っている。また、Air Max 2 UptempoとAir Flight Huaracheは、1991-1992シーズンにカレッジバスケ界を席捲したミシガン大学の1年生のみで構成されたスタメン5人、通称“Fab Five”が着用したモデルとしても有名。そして先述のChris Webberはその中心メンバーであり、鳴り物入りでNBAデビューを果たした。それぞれのバッシュに纏わるエピソードも踏まえたTuckerらしい選択といえるだろう。
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