JAY-Z が米国民的行事 NFL スーパーボウルへの出演を決めた Travis Scott に苦言を呈する

Rihannaも拒否したハーフタイムショーへの出演にヒップホップ界の大先輩方が難色を示す

ミュージック
32,491 Hypes

2019年2月に開催される「第53回スーパーボウル」のハーフタイムショーに、Maroon 5(マルーン 5)と共に出演が決定したTravis Scott(トラヴィス・スコット)。そのTravisの決断にラップ界の大先輩であるJAY-Z(ジェイ・Z)が難色を示している模様。

JAY-Zは、Colin Kaepernick(コリン・キャパニック)を事実上リーグか追放したNFL側のスタンスに賛同しておらず、レポートによれば、出演を思い止まるようTravisの説得を試みるとのこと。

Colin Kaepernickは、元サンフランシスコ・49ersのクォーターバック。有色人種に対する差別や警察の暴力に抗議するため、試合前の国歌斉唱中に起立することを拒否する“Taking A Knee”というムーブメントを起こしたが、リーグは2018年5月に国歌斉唱中にひざまずく行為を全面禁止に。当のKaepernickは2017年3月に49ersとの契約満了後、どのチームとも契約に至っておらず、抗議行動を理由に各チームのオーナーたちが契約を拒んでいるとしてリーグ側を提訴していた。

また、Meek Mill(ミーク・ミル)もTravisの出演決定の報道に対し「何のために?もう彼はブレイクしてるし必要ないだろ」とツイート、そして「誤解するなよ、俺はTravisの味方だ」と続けた。Rihanna(リアーナ)も同様の理由で、ハーフタイムショーへの出演を拒否しており、その代役でMaroon 5が抜擢されたという経緯がある。

あわせて、Forever 21 が『ブラック・パンサー』のプロダクトに白人モデルを起用し大炎上に発展したニュースもチェックしておこう。

Read Full Article
 
ニュースレターに登録して、“最新情報”を見逃さないようにしよう。

購読ボタンをクリックすることにより本サイトの利用規約プライバシーポリシーに同意するものとします。