元日本代表の守護神・川口能活が現役引退を表明

“マイアミの奇跡”や“重慶の奇跡”など、数々のスーパーセーブで日本に感動をもたらした名GKが25年の現役生活に幕を下ろす

スポーツ
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日本の守護神、川口能活が現役引退を表明した。日本代表の国際Aマッチ出場試合数で歴代3位(116試合)の記録を持つ静岡が生んだ名ゴールキーパーは、1998年のフランス大会から2010年の南アフリカ大会まで、4大会連続で「FIFAワールドカップ」に出場し、Ivica Osim(イビチャ・オシム)監督、岡田武史監督の下ではサムライブルーのキャプテンを務めた。特に、1996年「アトランタオリンピック」における“マイアミの奇跡”では、強豪ブラジルから28本のシュートを浴びるも無失点に完封。また、2004年「アジアカップ」のヨルダン戦では、絶体絶命の窮地に陥ったPK戦で4人連続ストップのスーパーセーブを見せ、日本中を歓喜させた。

川口は今季限りの引退について、現所属クラブのSC相模原の公式HPを通し、以下のコメントを伝えている。

今シーズンで引退することを決めました。とにかく今は感謝の気持ちしかありません。僕がプレーした横浜F・マリノス、ポーツマスFC、FCノアシェラン、ジュビロ磐田、FC岐阜、SC相模原の各クラブに携わる全ての方々、応援してくれるサポーター、両親、家族、サッカー人生で出会い力をいただいた全ての人達、そして一緒にプレーした先輩方、仲間達に感謝の気持ちを伝えたいと思います。自分の気持ちはまた改めて引退会見の場でお話しさせていただきたいと思います。

なお、12月2日(日)J3第34節・鹿児島ユナイテッドFC戦(相模原ギオンスタジアム)終了後に引退セレモニーが予定されているほか、11月14日(水)には引退記者会見が行われるとのこと。

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