スタン・リーに敬意を表したスポーツ選手たちの名パフォーマンスをプレイバック
『スパイダーマン』のマスクを被った警告覚悟のゴールセレブレーションや『ブラックパンサー』関連のパフォーマンスなど、スポーツの世界におけるアメコミ界の巨匠の計り知れない影響力にフォーカス
11月12日(月)に訃報が伝えられた「MARVEL(マーベル)」を象徴するアメコミ界のゴッドファーザー、Stan Lee(スタン・リー)。彼が世界に与えた影響は計り知れず、名だたるスーパースターの生みの親との別れには世界中が涙したことだろう。日本と彼のエピソードと言えば、“コミコン”こと「東京コミックコンベンション」の2017年開催が直近かもしれない。Stephen Wozniak(スティーヴ・ウォズニアック)らとオープニングセレモニーに登壇したLeeはマイクを握るなり「I love Tokyo!!」と叫び、会場の熱気を一気に高めたのだ。
そんなLeeは無論、スポーツ界からも愛されていた。と言っても、頭に「?」が浮かぶ人もいれば、「そういえばあの時、◯◯選手があんなパフォーマンスをしていたな」と記憶が瞬時に蘇る人もいるだろう。そこで、本稿ではLeeへのトリビュートとして、スポーツ選手/チームがLeeに敬意を評した瞬間をピックアップし、共にプレイバックしていきたい。
ドジャースの始球式に登場
Noel Vasquez/GC Images
2016年、Leeはロサンゼルス・ドジャースの始球式に登場。これはその際にスパイダーマンのインナーを着用していたJosh Reddick(ジョシュ・レディック)との一枚である。そして、この後は実況席にも姿を現している。その時の映像は、こちらから。
スパイダーマンのマスクを被ったAubameyangのゴールセレブレーション
PATRIK STOLLARZ/AFP/Getty Images
香川真司の元同僚で、現在はアーセナルに所属するPierre-Emerick Aubameyang(ピエール=エメリク・オーバメヤン)のこのゴールパフォーマンスは、当時サッカーファンを中心に大きな話題となった。ガボン代表FWは元チームメイトの影響で『スパイダーマン』の大ファンになったそう。そして、この日は息子の誕生日だったので、得点の際にソックスの中に隠していたマスクを被り、息子に「おめでとう」のメッセージを伝えたのだ。
警告覚悟でとある少年との約束を守ったGutierrezのゴールセレブレーション
Owen Humphreys/PA Images via Getty Images
得点の喜びを爆発させ、スパイダーマンのマスクを被ったのはAubameyangだけではない。2012年に当時ニューカッスルでプレーしていたJonas Gutierrez(ホナス・ロドリゲス)もゴールセレブレーションでAubameyangと同じパフォーマンスをしている。マスクを被ったことにより、Gutierrezは主審からイエローカードを提示された。しかし、同選手曰く、このパフォーマンスは“以前にスペインの映画館で出会った幼い男の子との約束”だったとのこと。ちなみに、Gutierrezはソックスの中ではなく、パンツの中にマスクを忍ばしていたようだ。
スパイダーマンの姿をしたGK
@AndalouJrme
フランスリーグのサン=テティエンヌのレジェンドGK、Jeremie Janot(ジェレミー・ジャノ)。同リーグのホーム無失点記録を持つ同選手は時折こうして派手な格好をしてピッチに登場するのだが、この日はユニフォームにあわせて試合前の撮影の際にスパイダーマンのマスクを被って現れた。もちろん、試合中はマスクを外してプレーしている。
アトレティコ・マドリードが俳優陣に贈った『スパイダーマン2』のスペシャルユニフォーム
Alvarez/Getty Images
『スパイダーマン2』のスペインプレミアのため、ピーター・パーカー/スパイダーマン役のTobey Maguire(トビー・マグワイア)とメリー・ジェーン・ワトソン役のKirsten Dunst(キルスティン・ダンスト)が首都マドリードに上陸。その際、同都市を本拠地とし、『スパイダーマン2』がそのユニフォームデザインに親和性を感じてスポンサーに名乗りをあげたアトレティコ・マドリードより、2人に名前入りのユニフォームが送られた。
PogbaとLingardの“ワカンダ・フォーエバー”
Matthew Ashton – AMA/Getty Images
ユース時代を共に過ごしたPaul Pogba(ポール・ポグバ)とJesse Lingard(ジェシー・リンガード)の関係性はここでは割愛。2人はマンチェスター・ユナイテッドで再開を果たして以降、互いのゴールをユニークなパフォーマンスで祝福することでも知られている。ちなみに、こちらは今年のチェルシー戦での一幕。「MARVEL」作品に度々登場するアフリカの架空の国・ワカンダでは、挨拶や敬礼の表明などの際に、拳を握った両腕を身体の前にクロスしながら“ワカンダ・フォーエバー”と発声し祖国を讃えるのだが、同選手たちは『ブラックパンサー』の影響でこの仕来りをピッチ上に取り入れていた。
NBAのダンクコンテストで起きたOladipoとBosemanの『ブラックパンサー』コラボ
Kevin Mazur/WireImage.
『ブラックパンサー』と言えば、昨シーズンのNBAのダンクコンテストの際に起きたVictor Oladipo(ビクター・オラディポ)とChadwick Boseman(チャドウィック・ボーズマン)のコラボレーションも言及せずにはいられない。この年、NBA最成長選手賞に選ばれたOladipoは、最前列で観戦していたティ・チャラからブラックパンサーのマスクを受け取り、“ワカンダ・フォーエバー”の後、パワフルなクラッチダンクを披露。これには同作品で主演を務めたBosemanを含め、会場全体から歓声が巻き起こった。

















