nendo とだまし絵の天才 M.C. エッシャーがコラボエキシビションを開催
エッシャーの作品を3次元で表現した「nendo」の立体作品群“House for Escher”も展示
佐藤オオキが主宰するデザイン事務所「nendo(ネンド)」と〈Supreme(シュプリーム)〉のフィーチャーも未だ記憶に新しいだまし絵の天才Maurits Escher(マウリッツ・エッシャー)がコラボレーションし、オーストラリアの『ビクトリア国立美術館(NGV)』で“Between Two Worlds | Escher x nendo”展を開催する。
本展では、“空と水 I”などに象徴される鳥と魚をモチーフにした作品や“写像球体を持つ手”、“描く手”など、視覚の魔術師の異名を持つEscherの作品に着想を得て、約160点もの作品を「nendo」的視点から解釈。展示会場は全9エリアに区画化され、各エリアは「nendo」の空間インスターレションとEscherの作品が同居する構造になっているという。
また、「nendo」は本展の一環として、Escherのアーカイブを3次元で表現したオブジェクトを制作。“House for Escher”と名付けられた本シリーズは、Escherの数ある名作に敬意を表すものであり、紙の模型からモノクロの金属作品へと姿を変えたアートピース11点が“Between Two Worlds | Escher x nendo”に展示される。
本展の開催期間は2018年12月2日(日)から2019年4月7日(日)まで。会期中にメルボルンを訪れる予定のある方は、是非『NGV』まで足を運んでみてはいかがだろうか。
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