TOYOTA が日本自動車メーカー初の市販ミッドシップ車 MR2 の復活を検討中
『頭文字D』でインベタのさらにインの空中にラインを描いた小柏カイの愛車が軽量EVスポーツモデルとして蘇る?
2000GTやAE86など、数々の名車を世に輩出してきた「TOYOTA(トヨタ)」が、MR2を復活させるかもしれない。MR2は“常識では考えられないひと味違ったクルマ”という定義で「TOYOTA」が開発した1台であり、初登場となった1984年には日本カーオブザイヤーを受賞。また、本車両はエンジンを車体の中心付近に配置するミッドシップ構造を採用した日本の自動車メーカー初の市販ミッドシップ車であり、『頭文字D』では小柏カイがホームのいろは坂を舞台に、インベタのさらにインの空中にラインを描いたモデルとしても有名である。
「TOYOTA」のヨーロッパ支社においてセールス&マーケティング部門の統括責任者を務めるMatt Harrison(マット・ハリソン)は、「パリモーターショー2018」でMR2の復活を検討していることを示唆している。『Autocar』は、MR2が低価格な軽量EVスポーツモデルとして復活するのではないかと推測。また、あくまで検討中の段階なので、お披露目は早くても2020年頃になるとしている。
MR2は根強いファンも多いため、どのようなカタチで生まれ変わるのか非常に見ものであるが、筆者としては名前を冠すのみならず、オリジナルのデザインを踏襲してくれることを願うばかりだ。
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