UPDATE:NBA が Supreme 禁止令を再び発動?
J・R・スミス自慢の〈Supreme〉タトゥーの代償は大きかった……(UPDATE:無駄な罰金を払わないために渋々リーグの方針に従う模様)
NBAオフシーズンの小ネタのひとつとして、キャバリアーズのJ. R. Smith(J・R・スミス)が、右ふくらはぎに〈Supreme(シュプリーム)〉のタトゥーを入れていることが話題となった。そして、NBA開幕を目前に、そのタトゥーが再び論争の火種となっている。
J. R.のInstagramの投稿によると、〈Supreme〉タトゥーを試合中に隠さないとリーグ側から罰金を科せられるという。J. R.を含め、昨シーズンも〈Supreme〉のアームスリーブを着用して試合に出場した選手がNBAサイドから外すように命じられていたが、リーグのスポークスマンによると、リーグの規定では選手が自身の身体や髪の毛を使って商業ロゴを表示するの禁じているとのこと。
ただし、J. R. Smith以外にも特定の企業ロゴのタトゥーを入れている選手は存在しており、現役では、Marcin Gortat(マーチン・ゴータット)が〈Jordan Brand(ジョーダン ブランド)〉の“Jumpman”ロゴを、Carmelo Anthony(カーメロ・アンソニー)が「Warner Brothers」の“WB”を肩に、Kyrie Irving(カイリー・アービング)が「NBC」のTVドラマ『Friends』のロゴを腕に入れているが、リーグ側からお咎めは受けていない。
過去に、Allen Iverson(アレン・アイバーソン)をはじめとする選手の過度なヒップホップファッションを禁止するため、ドレスコードを刷新したNBAであるが、今件も見せしめ的な意味合いが含まれているのか……。J. R. Smithが右足にレッグスリーブを着用して試合に登場するのか10月16日(現地時間)に開幕する新シーズンに注目だ。
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UPDATE:Smithは「ESPN」の最新インタビューで試合中に問題のタトゥーを隠すことを表明。自分の子供を養うためのお金が無駄な罰金で消えてしまうことを避けるため、リーグの方針に従うとのこと。ただし「(Supremeと契約しているわけはなく)自分がやりたいことをやっただけ。リーグ側はこのタトゥー以外にもっと憂慮すべき事柄がたくさんあると思うけど、彼らのリーグだから好きなようにすれば」と苦言を呈した。