“町に泊まる”という新たな概念を提案する京都の分散型ホテル ENSO ANGO

日本初の坐禅体験可なホテルとして注目を集め、町家の構造と原理を現代にあてはめた全5棟の建物内はジャンルを超えた現代アーティストたちがデザイン

デザイン
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東京オリンピックや日本の文化へ対する世界的な関心もあり、国内では今、ホテル産業が新たなフェーズを迎えている。本稿では、そんな数あるホテルの中から、京都に誕生した『ENSO ANGO(エンソウ アンゴ)』をご紹介。

『ENSO ANGO』は“暮らしの文化を旅する人のディスパースト・ホテル”という斬新なコンセプトに掲げた分散型ホテルである。同ホテルは日本初の坐禅体験可なホテルとして、座禅を組んで心を整えることができる畳のサロンのほか、ボディやメンタルを伸びやかに解放できるジム、茶の湯を気軽に体験できる茶室、おばんざい作りを学べるゲストキッチン、美酒が味わえるバーラウンジなど、それぞれの棟内に異なるテーマに基づいたさまざまな施設を用意。また、町家の構造と原理を現代にあてはめた全5棟の建物内は、ジャンルを超えた現代アーティストたちのデザインが五感を刺激し、まるで自室のようにくつろげる洗練空間となっている。ひとつの地域に点在しながらも相互に繋がりをもち、施設や情報はシェアし合い、5棟でひとつのホテル。これは今までのホテル・旅館の概念を覆し、“町に泊まる”という今までにない旅の感動を提供するものなのだ。

家族やパートナー、友人と行ってもよし、京都や日本の文化に触れたい海外からの観光客に勧めるもよし、上のフォトギャラリーではそんな『ENSO ANGO』の内装の一部をご紹介。宿泊をご検討の方は、こちらをチェックしてみてはいかがだろうか。

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