蜷川実花による写真展 “Central Blender” が原宿のギャラリー COMMON で開催決定
世界的に高い評価を得る写真家・蜷川実花がポラロイドフィルムで表現する新たな世界は一見の価値あり
色鮮やかな無二の世界観を誇る写真家として世界的に高い評価を獲得し、『さくらん』や『ヘルタースケルター』などといった映画作品も監督として手がける日本人女性写真家/映画監督の蜷川実花(にながわ みか)。そんな彼女がPolaroidカメラで都会の一部を切り出し、混ぜ合わせた写真展覧会“Central Blender”が開催決定。会場は東京・原宿の『COMMON』、会期は10月16日(火)〜21日(日)の6日間。
正方形の中に収録された数々の色と時間。 作家の切り取る今という時の中に起こる一瞬のカラーと揺らめきを切り取った最新のストリートスナップをポラロイドフィルムと映像、2つの表現方法で立体的に表現される今回の“Central Blender”。蜷川実花のストリートスナップをさらにポラロイドフィルムという表現方法に落とし込むことにより、クローズアップされた彼女の写真への中毒性を体感することができる作品群と昨年台北の展覧会で製作された映像作品のアップデート版を期間限定で展示。古い機材で編集された映像とポラロイドフィルムの色彩は、蜷川実花の絶対的な”色”を確実に失うが、そこにはまた新しい世界が広がり普段気づかない彼女が生む写真への本質を垣間見ることができるはずだ。 同会場限定で公開される作品の販売も行われるとのことなので、気になる方は是非会期中に足を運んでみてほしい。
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Mika Ninagawa installation “Central Blender”
場所:COMMON(〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-12-9 1F)
会期:2018年10月16日(火曜)~21日(日曜)
時間:13:00 – 19:00(最終日は18:00まで)