渋谷ど真ん中の駐車場で開催された BED J.W. FORD & CHRISTIAN DADA 合同ランウェイの舞台裏に潜入

両ブランドの美学が文字通り交差し、入り混じった一夜限りのスペシャルイベントの裏側に密着

ファッション 
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去る10月17日(水)夜、「Amazon Fashion Week TOKYO」内の特別プログラム“AT TOKYO”のひとつとして〈BED J.W. FORD(ベッドフォード)〉と〈CHRISTIAN DADA(クリスチャン ダダ)〉の2019年春夏コレクション合同ショーが開催された。渋谷・道玄坂ど真ん中の立体駐車場を会場に開催されたその一夜限りのスペシャルイベントでは、異なる世代やお互いから受けた刺激に対する反応を示したいという思いから“RE:ACTION”のコンセプトを設定。多くの人々が行き交う夜の道玄坂を横目に、独特な形式のランウェイ上にて両ブランドの美学が入り混じり、セレブリティーからファション業界における重鎮陣、服飾学校の学生まで、集まった多くの人々の視線を一身に集めた。

“AT TOKYO”枠での合同ショーとしては、2017年の“sacai / UNDERCOVER”に続く2例目となった今回の〈BED J.W. FORD〉&〈CHRISTIAN DADA〉による合同ショー。ランウェイは立体駐車場の構造を生かして2フロア構成となり、〈BED J.W. FORD〉はメンズ、〈CHRISTIAN DADA〉はウィメンズコレクションを発表。駐車場独特の無機質な空気感に会場が包まれる中、上階から〈BED J.W. FORD〉、下階から〈CHRISTIAN DADA〉のルックを纏ったモデルたちが同時にランウェイに姿を現しき、途中で2ブランドが交差して入り交じる演出のもと“RE:ACTION”が表現された。

〈BED J.W. FORD〉率いるデザイナーの山岸慎平と〈CHRISTIAN DADA〉率いるデザイナーの森川マサノリはともに1984年生まれであり、彼らが手がける東京発の両ブランドはそれぞれが異なる性格と美学を内側に秘め、とてもじゃないが共通点が多いとは言い難い存在。今回も〈CHRISTIAN DADA〉はシャツをベースとしたストイックな印象を放つルックが目に付き、対する〈BED J.W. FORD〉は大胆な色や柄、ディテール使いでその自由な感性を惜しげもなく発揮。一見離れたところに位置する存在のように見えるものの、ショーが開始するとランウェイ上で文字通り交差し、なんの違和感もなく立体駐車場を共生意識にも一体感で包み込んだ。

そして今回『HYPEBEAST』では、今後世界のファッションシーンを更に盛り上げていくであろうそんな2ブランドの合同ショーの舞台裏に潜入。ランウェイ上のルックからだけでは伺えきれない両ブランドの信念や拘りを覗いてみてほしい。

8年ぶりに東京凱旋を果たした〈N.HOOLYWOOD〉2019年春夏ランウェイのバックステージの様子もお見逃しなく。

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