Spotify が楽曲著作権で提訴され約1,800億円の賠償を求められる

世界最大の有料ユーザー数を擁する音楽配信サービス「Spotify」にスキャンダル発覚?

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スウェーデン発の音楽ストリーミングサービス「Spotify」は、2017年7月時点で有料会員数が「Apple Music」の2倍を上回る6,000万人を突破。2018年内の上場も期待されるそんな「Spotify」だが、今回アメリカで楽曲の著作権管理及び出版を行う「Wixen Music Publishing」に提訴され、16億ドル(約1,800億円)の賠償金を請求される、という新ニュースが到着。

アメリカ・カリフォルニアに本社を構える「Wixen Music Publishing」はSonic Youth(ソニック・ユース)のKim Gordon(キム・ゴードン)、The Black Keys(ザ・ブラック・キーズ)のDan Auerbach(ダン・オーバック)、Weezer(ウィーザー)のRivers Cuomo(リヴァース・クオモ)、Neil Young(ニール・ヤング)、Stevie Nicks(スティーヴィー・ニックス)ほか多数の著名ミュージシャンの楽曲著作権を管理。『The Hollywood Reporter』によると、「Spotify」はThe Doors(ザ・ドアーズ)やTom Petty(トム・ペティ)など、「Wixen Music Publishing」が管理するアーティストの楽曲数千曲を適切な使用料やライセンスなしに配信していたとのことで、「Wixen Music Publishing」は「Spotify」が楽曲に対する必要な権利の取得などを怠っていると訴え、同サービス上の3,000万曲の21%が必要なライセンスなしに配信されているとも主張している。「Spotify」はこの件に関し、現時点ではコメントしていない模様。この訴訟の行く末に注目していこう。

「Spotify」関連のこれまでの記事はこちらより。

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