H&M がオンラインストアに掲載した1枚の画像で “人種差別的” と大炎上中

〈H&M〉とコラボ展開したこともあるミュージシャンのThe Weekndも絶縁を宣言

ファッション
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スウェーデンを拠点とする世界的なファストファッションブランドの〈H&M(エイチ アンド エム)〉がオンラインストア上にアップした1枚の画像が“人種差別的”として、現在世界中から大きな批判を集めている。

その画像とは、日本語で“ジャングルで最もイケてる猿”を意味する“Coolest Monkey In The Jungle”の英文が前身頃にプリントされたグリーンのフーディの販売ページに掲載されたもので、そのフーディを黒人の少年がモデルとして着用しているというもの。日本人の中にはこの画像が何故“人種差別的”なのかピンと来ない方々もいるかもしれないが、“猿”という言葉は英語圏内で白人が有色人種を卑下する際に用いられる代表的な差別用語の1つであり、SNS上では著名人を含む数多くのユーザーたちがこの〈H&M〉の行動を「軽率で無礼だ」として批判しているのである。

2017年3月に〈H&M〉とタッグを組みコラボアパレルアイテムの数々をリリースしたトップシンガーのThe Weeknd(ザ・ウィークエンド)も今回のこの騒動に反応し、「朝起きてこの画像を見たときは困惑したし失望したよ。とても嫌な気分だし、もう今後はH&Mと仕事をしないだろうね」とツイートしている。

また、これらの批判を受けた〈H&M〉は今回の件に対する謝罪文をすぐさま発表。当該の販売ページにおいてもモデル着用画像ではなくアイテム画像に切替えるなどの対策をとったが、まだ批判の声は上がり続けているようだ。

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