Banksy がヨークシャーの町の荒廃した橋に皮肉めいた最新グラフィティを描く
現在は使用されていない跳ね橋の上に描かれたアートが示唆するものとは……


イングランドを拠点に活動するグラフィティアーティストBanksy(バンクシー)が今度はイングランド・ヨークシャーの市、キングストン・アポン・ハルに新たなグラフィティを施した。ハルにBanksyの作品が残されるのは初めてのことだという。
今回Banksyがキャンバスとして選んだのは、橋桁が跳ね上げられ現在は使用されていないたスコットストリートブリッジ。そこには小さな男の子が剣を掲げ、盾を手に持った絵が描かれ、“DRAW THE RAISED BRIDGE!(跳ね橋を引っ張れ)”と文字が添えられている。その言葉が何を意味するのかは定かではないが、ソーシャルメディア上の一部ファンによれば、ブレグジットで欧州連合(EU)からの“Leave(離脱)”の投票率が最も高かった市とされているハルが、移民やEUへの跳ね橋を上げたことを皮肉っているのではと囁かれている。
その他アーティストたちによる最近の活動もあわせてチェックしておこう。