何者かが Banksy のグラフィティをバンダライズするも窓の清掃員が発見して見事復活

朝のシフト用にハシゴや掃除道具を持っていた清掃員によるファインプレー

アート
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イングランド・ヨークシャーの街ハルBanksy(バンクシー)の作品が出現したことをつい先日お伝えしたが、その作品が世界のアートマニアを魅了する覆面アーティストによって描かれてから間もなくして何者かによってバンダライズ(作品の上の塗料を重ねて破壊する行為)されていたことが判明した。

BBC』によると、Banksyによる剣を高く掲げた少年の絵が上から白くスプレーされてしまっているのをイギリスで窓の清掃員をしているJason Fanthorpe(ジェイソン・ファンソープ)という男性が発見、その際にハシゴや窓の掃除用の道具を持っていた彼は真っ先にその絵を救うべく行動したとのこと。発見時には上から乗せられたスプレーはまだ乾ききっていない状態であったそうで、Fanthorpe氏は最初水で落とそうとしたが、それだけではなかなか落ちずにその後オイルも使用。しばらくすると他の住民たちが彼を手伝いに現れ、早期発見と素早い対処のおかげでBanksyの作品が再び見えるようになり、市の職員はこれ以上作品が損なわれないよう保護シートを施したとのこと。Fanthorpe氏は「Banksyを好きか嫌いかは別として、国際的な名声のある彼がこの街に芸術を残してくれたのです」とコメントを述べている。

これまでBanksyが残した作品たちもあわせてチェックしておこう。

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