バッグス・バニーや白雪姫を取り入れ独自の世界観を構築した Gucci 2018年春夏コレクション

“世界で最も人気のあるブランド”が他とは一線を画す贅沢なヴィジュアルを披露

ファッション
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ミラノファッションウィークにおいて、現代ラグジュアリーシーンを牽引するAlessandro Michele(アレッサンドロ・ミケーレ)が〈Gucci(グッチ)〉の2018年春夏コレクションを発表した。ミイラ、スフィンクス、壊れた円柱、古代彫刻像などでデコレーションされた会場では、“レジスタンスとしてのクリエイション行為”を表現。伝統的なクラフトマンシップを根幹に添え、バロック調のタッチ、華美な装飾、力強いグラフィック、アバンギャルドなシルエット、そしてオールドなサイズ感など、様々なファッション的要素を巧みに、そして現代的に融合することで、今季も他とは一線を画す贅沢なヴィジュアルを完成させた。

その一方で、「Marlboro(マルボロ)」からインスパイアされたロゴスエット(スライド #2)、伝説のスタントマン Eval Knievel(エベル・ナイベル)を彷彿させるトラックスーツ(スライド #10)、“Never Marry A Mitford”のメッセージを配したニットセーター(スライド #16)、バッグス・バニーを乗せた深めのV字ベスト(スライド #27)などはアイテム単体として気になるところ。また、トライバルなシェルネックレス、スタッズチョーカー、ホースシュースライド、刺繍を施したオックスフォードシューズなど、スタイリングに組み込まれたアクセサリーとフットウェアもMicheleの美学を色濃く反映している。

ランウェイルックは、上のフォトギャラリーから。また、伝説の仕立て屋 Dapper Dan(ダッパー・ダン)を起用した今季のメンズテーラリングキャンペーンの確認もお忘れなく。

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