Eminem がプロデュースするトロントのラップバトルシーンを題材にした映画『Bodied』
Dumfoundeadなど実際のラッパーたちも出演する『Bodied』はトロント映画祭でプレミア上映へ
ヒップホップは黒人のものという概念を覆したカリスマラッパーとして知られるEminem(エミネム)がプロデュースした映画『Bodied』が、2017年9月に開催される「トロント国際映画祭」にて上映されることが明らかになった。2002年に公開された映画『8 Mile』で既に映画界に俳優として進出していたEminemだが、今回はプロデューサーとしてラップバトルを題材にした映画を手がける。監督にはEminemをはじめ、Destiny’s Child(デスティニーズ・チャイルド)、AKB48など、数々のアーティストのミュージックビデオを手掛けたJoseph Kahn(ジョセフ・カーン)が起用され、脚本はトロントで実際に開催されているラップバトルリーグ「King Of The Dot」の初代チャンピオンであるKid Twist(キッド・トゥイスト)が監督と共に担当する。
詳細はまだ発表されていないが、『bmr』によると「大学院生が論文のためにラップバトルの世界に巻き込まれていく」ストーリーラインとなっており、予告編の終末には「ルールなし、リスペクトなし、容赦なし」といったキャッチコピーが映し出されている。またロサンゼルスを拠点に活動している韓国系アメリカ人ラッパーのDumbfoundead(ダムファンデッド)など、実際のラッパーたちも映画内でラップバトルを繰り広げるとのこと。
デトロイトで行われているラップバトルでラッパーとしてのスキルを身につけたEminemがプロデュースする映画だからこそ、ヒップホップファンにはたまらないリアリティ満載の一作品に仕上がっているに違いないであろう。詳しい情報が届き次第、アップデートをするので乞うご期待。