自動運転で注文者の元までやって来る未来の食料雑貨店 Moby Mart

店員のいない、24時間営業の未来的なコンビニが来年にも登場か

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商品を注文すると注文者の元へとわざわざ出向いてくれる未来的なリテーラーコンセプトが中国から登場。“Moby Mart(モビー マート)”は人工知能により操作され、ホログラフィックのレジ係や店員さんが買い物をサポート。更に、この車の上には“マイクロドローン”が搭載されており、配達やマンション等の高い位置にある窓にまで注文の品を飛んで届けることも可能となるとのこと。まだ実現するには至らない点が多いが、中国の合肥工業大学や同じ場所にスタッフなしの24時間営業のお店をオープンしたスイスの会社「Wheelys」とのコラボレーションの一部として、すでに上海には実験的なプロトタイプが存在している模様。リードデザイナーであるPer Cromwell(パー・クロムウェル)は『NPR』に対し、この店のビジネスモデルは店頭購入とオンラインショッピングの良いとこどりを形にしたいという彼の願望だと話す。

小売店は将来の需要に合わせ、より融通が効く必要があります。この先、主要なロケーションでの賃料は上がり、オンラインショップでは多くの商品にかかるマージンは下がります。お店はもっと効率的にならないといけないのです。移動可能でスタッフのいらない形態はもっともフレキシブルで効率的な改善策です。オンラインとオフラインが合併し、新しい形態のお店が必要とされる時なのです。

このMoby Martは来年内の完成を目指し、最初は食べ物、食料品、コーヒーなどの食料雑貨のみを販売、その後『Amazon Go』などの競合と競うために他の業界にもその市場を展開する予定とのこと。まずは上のビデオからSF映画さながらの未来的で便利すぎるコンビニ(?)のコンセプトを確認しておこう。

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